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 ポケット式落石防護網の計算が一部変更になりました
 

ポケット式落石防護網工の計算について

ポケット式落石防護網工の設計計算として、「落石対策便覧」(公益社団法人日本道路協会)を参考に実施されることが多いと思います。日本道路協会は、落石対策便覧に記載されているポケット式落石防護網の計算方法について、次のような項目に留意して設計を行うように述べています。

落石対策便覧に記載されている計算例の適用範囲について
可能吸収エネルギーの最大値について
衝突前後のエネルギー差ELの有効範囲について

1.落石対策便覧で示されている計算例の適用範囲について

「落石対策便覧」に記載されている計算例は、便覧に示されている構造形式が前提であることを明確にしました。また、構造形式を「従来型」と「高エネルギー吸収型」に分類し、その違いも述べています。日本道路協会は、便覧に記載されている構造形式を「従来型」と定義し、表1.1のような内容で分類しました。
高エネルギー吸収型の存在は、「落石対策便覧」にも記載されています。今回は、 構造形式に対して緩衝金具等といった具体的な名称を挙げた表現になっています。

なお、最近では落石エネルギーの吸収能力を高めた新しい構造形式の落石防護網の使用例もある。これらの工法の検討に際しては、工法および設計法の特徴、エネルギー吸収のメカニズム、適用性、耐久性等について十分吟味する必要がある。
落石対策便覧P86 一部抜粋

2.ポケット式落石防護網(従来型)の最大可能吸収エネルギーについて

「従来型のポケット式落石防護網の可能吸収エネルギーETは、150kJ以下とする。」と明確に示しました。落石対策便覧に記載されているポケット式落石防護網の計算は、各部材の可能吸収エネルギーの総和になっています(式2.1)。

式2.1に最大150kJまでとすると、式2.2のようになりますので、今後の設計には、注意が必要です。

3.衝突前後のエネルギー差ELの算出に用いる防護網質量の有効範囲について

落石対策便覧に記述されている衝突の前後におけるエネルギー差ELは式2.3によって求めるようになっています。
このとき、防護網の質量m2は、「支柱が3mの場合には、範囲を4スパン(12m)にすることが多い。」という記載に倣い、重量を算出することが一般的でしたが、今回の修正点は、有効範囲を幅12m×高さ12m以下としました。

他にも「切土工・斜面安定工指針」に記載されている内容についても述べていますので、詳しい内容については、日本道路協会のホームページよりご確認ください。

公益社団法人日本道路協会HP:http://www.road.or.jp/technique/index.html

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