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 落石対策Q&A
 

 



落石対策Q&A
概要
 1963年の「高知国道56号落石事故」と1968年の「飛騨川バス転落事故」が契機になって第1回道路防災点検が1968年に行われ,それから落石対策が本格的に調査・検討されるようになりました。そして,1983年には,「落石防護工の設置に関する調査研究報告書」 (高速道路調査会)を全面的に取り入れた内容で,落石対策便覧(日本道路協会)の初版が発刊されました。 その後,1989年には15名の犠牲者が出た越前海岸岩盤崩壊事故が,1996年には20名の犠牲者が出た豊浜トンネル岩盤崩壊事故が発生しました。これらの事故は大規模な岩盤崩落に起因するものであったことから,維持管理と岩盤崩壊の調査・対策に関する内容が追加され,改訂版が2000年に出版されました。この改訂版では,落石の運動に関する事項と,落石防護網ならびに落石防護柵の設計に関する部分は落石防護工の設置に関する調査研究報告書(1974年)の内容がそのまま記載されています。 落石の運動や落石エネルギーの予測法,落石防護ネットと防護柵ならびに落石防護柵基礎の設計は,落石現象が複雑なこともあり,落石対策の設計に携わる会員諸氏から,落石エネルギーの考え方や落石対策工の設計法などに関して,より詳細な解説書が欲しいとの声が上がってきています。そこで,地盤工学会四国支部の常設委員会である「地盤災害研究委員会」の中に「落石対策研究会」を設置しました。そして,平成19年7月30日に第1回研究会を開催して以来,16回の研究会を開催してきました。この研究会では,落石の運動機構を解明するための各種現地実験結果や落石防護ネットの機構解明に向けた現地実験の成果も検討しながら,精力的に討議を行ってきました。 それらの検討成果を「落石対策Q&A」として刊行することになりました。本書は,「1章 落石調査と危険度判定」「2章 落石の運動とエネルギー」「3章 落石対策工の選定」「4章 ポケット式落石防護ネット」「5章 落石防護柵」「6章 落石防護擁壁」の6章から構成されています。また,資料編として,落石防護擁壁の設計例や落石防護ネットの公開実験なども掲載しています。ここに記述した内容は,全てがオーソライズされているわけではありません。しかし,落石対策の設計に係わる多くの技術者の思いに少しでも応えるよう意欲的な内容になっています。
【発行】 平成21年12月   【価格】 3,000円(税込み)
●購入するには
購入は
,氏名,所属,メールアドレス,電話番号を明記して,メール( nakajima@cee.ehime-u.ac.jp ),もしくはFAX(089-927-9817)で申し込んで下さい。

※今回の発行部数は500冊です。売切れが予想されます。12/22の「落石対策に関するシンポジウム」に参加された方に優先販売するということです。確実に購入したい方はシンポジウムに参加されることをお薦めします。

 
               目 次
1章 落石調査と危険度判定
 質問 1.1 四国地方における落石の特徴
 質問 1.2 四国の地質帯と落石の特徴
 質問 1.3 落石の発生原因
 質問 1.4 落石調査の手順
 質問 1.5 落石調査のポイント
 質問 1.6 落石調査の新技術
 質問 1.7 落石の危険度判定の手法
 質問 1.8 落石発生の兆候
 質問 1.9 剥離型の落石の調査
 質問 1.10 転石型の落石の調査
 質問 1.11 斜面上にある岩塊の安定度の判定
 質問 1.12 落石調査(精査)の整理方法
 質問 1.13 設計対象とする落石の運動エネルギー
 質問 1.14 落石エネルギーと落石対策
 質問 1.15 落石対策工の設計と落石エネルギーレベル
 質問 1.16 落石対策の優先順位
2章 落石の運動とエネルギー
 質問 2.1 落石の運動形態
 質問 2.2 落石速度の計算式
 質問 2.3 痕跡から速度を求める方法
 質問 2.4 落下高40mを超えると落石速度は一定になるか
 質問 2.5 落石の跳躍量の定義
 質問 2.6 落石の跳躍量に対する影響因子と最大跳躍量
 質問 2.7 等価摩擦係数の物理的意味
 質問 2.8 落石の停止位置
 質問 2.9 落石運動の予測
 質問 2.10 モンテカルロ法を用いた落石シミュレーション
 質問 2.11 落石シミュレーションのパラメータ
 質問 2.12 設計時に採用する落石エネルギーや衝突高さ
 質問 2.13 落石シミュレーションのための現地データ
3章 落石対策工の選定
 質問 3.1 代表的な落石予防工
 質問 3.2 落石防護柵の選定ポイント
 質問 3.3 ポケット式落石防護ネットの選定ポイント
 質問 3.4 緩衝装置を取り付けた落石防護製品
 質問 3.5 緩衝装置付き落石防護製品の適用
 質問 3.6 落石防護工の選定における評価項目
4章 ポケット式落石防護ネット
 質問 4.1 衝突時のエネルギーロスの計算
 質問 4.2 可能吸収エネルギーとエネルギーロス
 質問 4.3 金網の可能吸収エネルギーの算定
 質問 4.4 ワイヤロープやアンカーボルトの破断
 質問 4.5 ワイヤロープの端末処理
 質問 4.6 落石防護柵を併用する必要
 質問 4.7 支柱の設置位置
 質問 4.8 ポケット式落石防護ネットの高さ
 質問 4.9 落石防護ネットの変形量
5章 落石防護柵
 質問 5.1 落石防護柵の可能吸収エネルギー
 質問 5.2 エネルギーで照査すれば問題ないか
 質問 5.3 落石衝突位置による吸収エネルギー
 質問 5.4 金網の可能吸収エネルギー
 質問 5.5 防護柵支柱としてH形鋼は適切か
 質問 5.6 支柱の許容変位角
 質問 5.7 端末支柱の設計法
 質問 5.8 柵端金具の設計法
 質問 5.9 防護柵の破損
6章 落石防護擁壁
 質問 6.1 落石防護柵基礎と落石防護擁壁の違い
 質問 6.2 可能吸収エネルギーに余裕がある落石の水平荷重は
 質問 6.3 支柱のサイズを変更したら基礎が不安定に
 質問 6.4 落石の衝突位置を防護柵高の2/3としている理由は
 質問 6.5 擁壁の重心に関する慣性モーメントの算定
 質問 6.6 落石防護擁壁の設計法
 質問 6.7 落石対策便覧の式
 質問 6.8 剛体力学に基づいた落石防護擁壁の安定計算法
 質問 6.9 落石防護擁壁の計算で背後の土圧は考慮すべきか
 質問 6.10 支持地盤が堅いほど落石防護擁壁の断面が大きくなる理由は
 質問 6.11 落石防護擁壁の有効抵抗長を決めた根拠
 質問 6.12 便覧式で落石防護擁壁を設計すると過大になるのでは
 質問 6.13 落石による衝撃力を算定する方法は
 質問 6.14 落石衝突時の擁壁の安全率は
 質問 6.15 落石が衝突したときの防護柵基礎の応答
資料編
 資料1 アメリカにおける落石の危険度評価システム
 資料2 ワイヤネット式落石防護柵の挙動の分類と 検証のガイドライン(案)
 資料3 芸予地震の落石と道路防災点検の評価
 資料4 エネルギー吸収装置付き落石防護ネットの現場実験
 資料5 落石防護柵端部の計算例
 資料6 落石防護擁壁の計算例
 落石対策研究会活動記録
(社)地盤工学会四国支部落石対策研究会規約
 落石対策研究会の活動
 委員会の開催
 第1回落石防護ネット公開実験(平成20年5月27日)
 第2回落石防護ネット公開実験(平成20年10月10日)
 第3回落石防護ネット公開実験(平成20年12月8日)
 富士山落石事故の検証実験(平成21年7月17日,18日)
 落石対策のメッカ「安和海岸」見学会(平成21年11月20日)
 
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