いさぼうネット
賛助会員一覧
こんにちはゲストさん

登録情報変更(パスワード再発行)

  • rss配信いさぼうネット更新情報はこちら
土木工法カタログ TOP いさぼうネット HOME

 <シリーズ 2>「時系列でみる世界の主な被害地震」−(1)


 <シリーズ 2>では、日本から世界に目を転じてみましょう。今回は、世界で起こった巨大地震や大災害を引き起こした地震を、世界地図上にプロットさせています。西暦1,000年以降の凡そ1,000年間に発生した被害地震を、タイムトラベルで実感してみてください。表示に使うデータは、<シリーズ 1>(「時系列でみる日本付近の主な被害地震」)と同様に、平成25年版の理科年表(「平成25年 第86冊 理科年表」国立天文台編 平成24年11月30日発行)から採用しました。


 タイムトラベルをする前に、採用したデータ等の説明に、少々お付き合いください。

 理科年表には、11世紀以降世界で起こったマグニチュードが7.8以上または死者が1,000人以上の地震が、「世界のおもな大地震・被害地震年代表」(以下、“年代表”と表記します)として掲載されています。そして、この“年代表”には、約1,000年間に地球上で起こった、658の主な被害地震が網羅されています。結構な数です。地球規模で概観すると、地球上では平均して3年に2回、大きな被害地震が発生している計算になります。凄い事です。


 それら658の主な被害地震の中から、<シリーズ 1>と同じように、発生年、震央の緯度・経度、マグニチュード(M)が記載されている601の地震を選び、その位置とマグニチュード(M)を地図上に表示できるようにしました。ただし、平成25年版の“年代表”にも書かれているように、1001年〜1699年は平成14年版の“年代表”を参照し、平成25年版で指摘されている点を修正した上で、採用しています。


 このタイムトラベルを体験すると、日本ばかりでなく、中国や台湾、フィリピンなどのアジア地域、トルコやイランなどの中東地域、ギリシャやイタリアなどのヨーロッパ地域、アメリカやメキシコなどの北米地域、チリやペルーなどの中南米地域など、世界の広い地域で被害地震が発生していることが良く分かります。そして、発生している場所についても、良く知られているように、日本列島を始めとするプレート境界付近に集中していることが、手に取るようにわかります。


 こうして見ると、まさに地球は生きている、といった感じがします。地震には周期性がありますが、その周期はプレートの動きに支配されている、と言っていいでしょう。そして、そんな地球のダイナミックな息吹に比べ、人間が体験し、残してきた記録はほんの一瞬でしかない、という事も言えます。

 そう考えると、まだ日の目を見ていない、過去に起こった地震や津波の痕跡に、もっと目を向けるべきなのでしょう。そして、LCPを自発的に行えるようにするためには、“日本史”や“世界史”があるように、“地震史”や“災害史”が学問として自立することも重要だと思っています。


<世界歴史地震マップ>
西暦1008年から2012年に発生した主な被害地震

(理科年表より作成)
マグニチュード: M9以上 〜M8 〜M7 〜M5
日本史
平安時代 鎌倉時代 室町時代 戦国時代 江戸時代 明治・大正・昭和・平成
西暦 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000


〜使い方と説明〜
・スタートボタンを押すと、世界各地で西暦1008年から2012年迄に発生した地震が表示されます。
・1秒間に15年の速度で進みながら、地震が発生した箇所に円が表示されます。
・クリアボタンを押すと年度がリセットされ、最初から表示されます。

Copyright(C) 2002- ISABOU.NET All rights reserved.