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知取気亭主人の四方山話
 

『我が身解体新書』

 

2016年5月18日

先日、定期健康診断の成績表が送られてきた。毎度のことで慣れてはいるのだが、この歳になると、何か嫌なことが書かれているのではないか、あれやこれやと気に掛かる。気に掛かると言っても、実際の健診はひと月ほど前に済ませていて、血圧や体重など、当日知り得る数値は昨年とほぼ一緒であることは確認済みだから、大した項目は残っていない。さらに、胃カメラによる内視鏡検査も実施していて、画像を見ながら受けた説明によれば、食道から十二指腸まで、「歳相応に疲れている」とは言われたものの、悪性の腫瘍など特別注意されることはなかった。したがって、気になるのは、残りの検便と血液検査の結果である。

検便の結果は、予想通り「便潜血(+)、要精密検査」と書かれている。何故予想通りかと言えば、以前も同じ検査結果だったこともあり、一昨年の丁度今頃、肛門から盲腸にまで至る「全大腸内視鏡検査」を実施していて、その時「内痔(いぼ痔)がある」と指摘されていたのだ。皆さん知っての通り、痔は排便の時出血しやすい。しかも、私の場合、痛みが伴わないから始末が悪い。

大腸そのものは「この状態だったら3年間は内視鏡検査はしなくても良いですよ」とのお墨付きをもらっていたのだが、内痔は別で、これが暴れるかどうかは時のウンだと諦めている。痛みはないのだが、その痔が時々悪さをして、便に血が混じる。したがって、気になってはいるものの、人命に係わるものではないだろうとそう深刻には考えていない。しかし、痛みが無いとはいえ、自然治癒しないものなのだろうか?毎回毎回「便潜血(+)、要精密検査」では、オオカミ少年になりかねない。そうならないためにも何とか治したいのだが…。

 さて、もう一方の血液検査はどうだったかと言えば、暫く前から降圧剤や前立腺肥大の薬を常用していることもあってか、こちらもこのまま治療を続けてください程度の結果であった。コレステロールや中性脂肪など脂質に関する値も、いわゆる正常値の範囲内だ。また、左党を自認する私だが、有り難いことに、肝臓に関する検査結果は至って正常だ。この四方山話のお蔭で、週2日〜4日は必ず休肝日を設けているのが効いているのだろう。赤血球や白血球、血小板など、「血液学検査」の値も問題ない。ただ、気になる項目に判定区分「2」が付いている。気になる項目とは、「糖代謝」だ。

「2」の説明として、判定区分には「有所見正常」とあって、総合判定・指導事項の欄には「糖代謝に軽度の所見を認めますが、特に症状がなければ差し支えありません」とある。しかし、確か糖尿病は自覚症状がなかったはずだ。「症状がない」と言うのはどういうことなのだろうか。尿糖も調べているから、尿に糖が混じっていることを、「症状がある」と言うのだろうか。そういう意味では、生まれてこの方、尿糖が検出されたことは一度もない。

そんな「2」と判定された根拠の数値を見ると、血糖値は103mg/dlで、成績表に書かれている基準値99以下を僅かばかり上回っている。また、もう一つの指標であるヘモグロビンA1cは5.9で、これも基準値5.5以下を僅かに上回っている。ただ、ほんの少し上回ってはいるものの、ここ3年ほとんど変わらない。かえって、僅かだが下がってきている。したがって、そんなに心配することはないだろう、と勝手に思い込んでいる。

しかし、異常なしの「1」ではないと言うのが、どうにも気にいらない。というのも、4月25日の日本経済新聞に、「糖尿病、点数で確立予測」という記事を読んでいて、今大丈夫でも将来糖尿病を発症するリスクを持っている人がいる、と知ったからだ。その副題に「予備軍発見に活用」とあり、歳を取るに従い糖代謝が衰え、今のままではやがて基準値を大きく超えてくるのではないか、と一抹の不安を抱いている。そこで、記事に載っていた「糖尿病を予測するリスクスコア」に今回の健康診断結果をあてはめ、私の将来の糖尿病発症確立を求めてみた。そのリスクスコアに私の結果を書き加え、一部修正して作成したものが次の表だ。なお、求められる発症確立は、3年後のものだという。

表に示したように、私の自己採点は13となった。その点数だと、私の3年後の糖尿病発症確立は13〜18%だ。67歳の男性にとってこの点数をどう評価したら良いのか悩むところだが、合計点数でも発症確立的にもほぼ中位に位置していることからすると、糖代謝に関する健康度合いも、同年代の仲間の平均的なところかもしれない。皆さんも是非、自己チェックをして頂きたい。何しろ、糖尿病を発症すると合併症のリスクが格段に高まるというし、保険に入るにも難しくなってしまう。私のように、「そんなに心配することはない」と勝手に思い込んでいるあなた、あなたにも魔の手が忍び寄っているかもしれませんぞ!

ところで、この予測表は、関東地方の大手企業の健康な従業員3万2040人の検診データを集め、3年後に糖尿病を発症したかどうかを追跡調査して、国立国際医療研究センターのグループが開発したものだという。これだけの健診データを追跡調査して開発されたとなれば、かなり信頼性は高い。だとすると、私ももう少しリスクスコアを落とさないと、不安が現実のものとなってしまう。

どうやってスコアを落とすかだが、さしずめ3キロほど痩せれば、腹部肥満も糖代謝も改善されて、10点は切るのではなかろうか。これまでの経験上、5キロの減量は難しいが、3キロの減量であれば何とかなりそうだ。良し、3キロ減量して目指せ72キロだ! 頑張るぞ!


【文責:知取気亭主人】


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