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知取気亭主人の四方山話
 

『便秘改善の秘策?』

 

2016年11月2日

便秘に悩む日本人は多い。テレビの健康番組でも便秘解消の特集が組まれることもあるほどだから、悩んでいる人の数は推して知るべしだ。実は、私も25年ほど前から便秘気味になってきた。それまでは、毎日ほぼ決まった時間にお通じがあったのだが、どうしたことか、気が付いたら便秘気味の体質になってしまっていた。

思い当たる節はいくつかある。一つは、電車での出張が増えてきて、それまで毎朝座っていた貴重な時間帯に移動中であることが増え、我慢しなければいけなくなってしまったことだ。「催した時に我慢するのが一番良くない」と聞くから、恐らくこれが一番の原因ではないかと思っている。そして、もう一つ、肉体的な変化も加わって、便秘体質を確かなものにしたのではないかと疑っている。

以前、急峻な現場を踏査している時に2メートルばかり滑り落ち、肛門のすぐ脇にある尾骨をいやと言うほど打ち付けたことがある。丁度25年ほど前のことだ。あまりの痛さにしばらく動けなかったのだが、それ以来肛門の位置が微妙にずれてしまったのではないか、そんな感覚を持っている。内緒の話だが、トイレのシャワーを当てるのに、お尻を少しずらさないとまともに当たらなくなってきているのだ。また、以前行った前立腺の生体検査の時に、尾骨の骨と骨の間に打とうとした麻酔のブロック注射が、どうしても入らなかったことがある。四つん這いになった状態で尾骨に刺されている注射針の感覚では、あるはずの隙間が潰れていたらしい。医師も「おかしいな?」との声を上げる。見るわけにもいかず、確認のしようはないのだが、尾骨にとって相当な衝撃だったことだけは確かだ。

そんな肉体的なダメージも便秘原因のひとつだと思い込んでいて、便秘気味の体質とは死ぬまで付き合っていかなきゃならないだろうな、と諦めていた。ところが、29日の土曜日、かかりつけ医のT先生と話をしていて、ひょっとしたら改善できるかもしれないと思い始めている。幾つか秘伝を伝授してもらったのだ。

一つは、交感神経と副交感神経、いわゆる自律神経のバランスをとることだ。交感神経が活発だと便秘になり、副交感神経が優位になると便通が良くなるらしい。ではどうやって副交感神経を優位にさせるかというと、瞑想が効くらしい。舌を上顎に着けたまま、10分〜30分ほど目をつむり呼吸するのだそうだ。こうすることによって口の呼吸はできなくなり、鼻のみでの呼吸となる。確かに理屈だ。そして呼吸だけを感じ取るように意識すると、副交感神経が優位になるのだという。

瞑想はメンタルヘルス対策として実践しているところが増えてきていて、先日見たNHKスペシャル「キラーストレス」で紹介されていたアメリカの例では、大手の企業や学校、そして受刑者にも広まっていた。ストレスを和らげる効果があるという。「ストレスを受けると交感神経が血管を締め付け、血圧をあげる」というから、「その対策としての瞑想に効果がある」ということは、当然副交感神経を優位にするということになる。とすれば、ストレスへの対処ばかりでなく、便秘対策としても、この方法はかなり期待できそうである。

二つ目は、「10分間腹這いに寝る」だ。腹這いに寝ることで、横行結腸などに溜まった便が、直腸の方に集まるのだという。この方法は、その手の方々には結構知られているらしく、調べてみると、ネットでも紹介されているサイトが多い。どうして直腸の方に集まるかというと、腹這いになるとお腹全体が押されることになり、複雑な形に入り組んだ小腸がまんべんなく刺激され、結果腸の運動を促す効果があるというのだ。T先生のところから帰り早速腹這いになってみたが、確かにお腹は刺激される。腹這いのままゴロゴロと左右にゆっくり揺り動かすと、もっと効果的らしい。また、胃腸の働きが活発になる就寝前がお勧めだという。まだ二度しかやっていないが、私の場合は効果てきめんだったのを申し添えておく。

さて、三つ目だが、これは用を足すときの姿勢だ。様式の便器に座った状態を想像していただきたいのだが、小学生が学校の椅子に触っているような姿勢は×で、足の付け根を折り曲げ、前かがみになって和式で用を足すような姿勢が便通には○だという。理由は、直腸には普通の姿勢だと便が出ないように筋肉が巻き付くように引っかかっているのだが、付け根を折り曲げ前かがみになることでこの筋肉が直腸から外れ、結果的に便が出やすくなるからだという。

著名な女優が便秘解消のために通った病院で、「便器に座ったら、考える人のポーズをしなさい」と指導されたとNHKラジオで聞いたことがあるが、正にそのポーズも足の付け根を折り曲げる。理にかなっているわけである。ところで、T先生の話だと、今アメリカでは、両足を載せる台付きのウォシュレットが流行しているらしい。用を足すときにその台を引っ張り出して足を載せ、強制的に足の付け根を鋭角に折り、排便をしやすくする仕組みらしい。日本製だというが、私はまだお目にかかったことがない。しかし、こんな便器が流行っているということは、アメリカ人も便秘に悩まされている人が多い、という証拠である。便秘は、万国共通の現代病なのかもしれない。

そして四つ目は、自分に合った乳酸菌を見つけ、これを摂取することだという。乳酸菌ならどれでも良いという訳ではなく、合う、合わないが有るらしい。3週間ほど摂取しないと合うかどうか分からないらしいが、腸内フローラを健全に保ってくれる乳酸菌に巡り合えると、便通は劇的に改善されるという。私もまだ巡り会っていないが、早く巡り合いたいものである。以上に加え、水をこまめに飲むことが、便秘解消には有効だという。いずれにしても、早く、“便秘よさようなら”と行きたいものである!


【文責:知取気亭主人】

ケイトウ
ケイトウ

 

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