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知取気亭主人の四方山話
 

『年次報告書』

 

2016年12月21日

今年もプラン・インターナショナルの冊子が送られてきた。途上国の子どもたちへの支援をしている「公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン(以下、プランと記す)」から送られてくるもので、正式名を「2016年度プラン・インターナショナル年次報告書」という。毎年、今頃の季節になると、しばらく前から続けているチャイルドサポートへの報告の一環として送られてくる。この報告書については、以前もこの四方山話で取り上げたことがあったが、今回は報告書の概要を簡単に紹介して、前話「世界寄付指数」の続きとしたい。そして、「世の中にはこんな活動をしている組織があるのか」を知っていただければと思う。

目的がスポンサーへの決算報告であるため、報告書には、世界の組織(プラン・インターナショナル)と、その下部組織である日本の組織(プラン・インターナショナル・ジャパン)の1年間の活動成果がまとめられている。主に貧困にあえぐ子どもたちを対象にサポートをしている組織だが、「プラン」という名前を初めて聞く人も多いかと思う。そこで、どんな活動をしている組織なのか、報告書を利用して簡単に紹介したい。

送られてきた冊子の表紙の裏には、2016年度のプラン・インターナショナルの成果として、次の5つが書かれている。

  @5万1,680の村で活動した。

  A6,912万118人の地域住民と共同した。

  B3,260万4,620人の子どもたちを支援した。

  C283万448人に知識や技術を伝達した。

  D1万9,618の政府や自治体、支援団体、住民組織と連携した。

では、こうした数値はどのようなプロジェクトとして実績を上げてきたのか、以下に説明する8つのテーマについて、その成果が紹介されている。

最初に紹介されているテーマは、『教育』だ。このテーマでは、世界で2,485校を建設、もしくは修繕し、4万4,911人の教師をトレーニングした、とある。次の『子どもの参加』では、16万1,421人が“ジェンダー平等についてのトレーニング”に参加し、21人の子どもたちが国際会議(国連総会に9人、女性の地位向上委員会に8人、Women Deliverに4人)に参加している。今年4月に発生した熊本地震でも活動している『緊急支援』では、主だった活動として、2万4,080人のエジプトに逃れたシリア難民を支援したほか、19万8,444人の南スーダンの国内難民と隣国への難民を支援している。

4つ目の『保健』のテーマでは、6万5,511人の“保健の専門家とボランティア”をトレーニングし、3,454棟の診療所と乳幼児保育施設の建設と修繕を行ったとある。

5つ目の『水と衛生』のテーマでは、187万1,695人に“水と衛生に関するトレーニング”を実施し、102万7,581戸に“家庭用トイレ”を設置している。『家計の安定』では、25万6,146人に“生計向上のトレーニング”を実施し、4万3,325の貯蓄と貸付グループにトレーニングや支援を実施して来た。

7つ目の『子どもの保護』では、2万8,583人のパートナー団体・機関の職員に“子どもの保護に関するトレーニング”を実施し、22万592人のコミュニティーの人々とボランティアに“子どもの保護に関するトレーニング”を実施した。 最後8つ目の『性と生殖に関する健康と権利』では、109万6,066人の子ども・青少年・若者が性教育や啓発活動に参加し、11万4,383人の保護者、教師、コミュニティーの代表に性と生殖に関する健康と権利のトレーニングを実施した、と記載されている。いずれも、トレーニング主体の、地道な、草の根的な活動だ。

そのほか、私が参加している日本の『プラン・スポンサーシップ』では、3万6,198人(世界では、109万2,511人)がスポンサーとして、3万9,069人(世界では、140万6,522人)のチャイルドを支援している。私が支援しているチャイルドは、ケニアのKilif地域に住む14歳の少年だ。こうした支援は、子供や住民が主体となり、前述した8つの分野における改善を重視し、「プラン」のスタッフが去った後も、地域の力だけで継続的に自立できることを目指している。

如何だっただろうか。私もスポンサーとして活動してみようかしら、と思われた方もきっといると思う。そういった方々に気軽にできるサポートがある。冊子と一緒に同封されていた、「お手元にあるはがきで途上国の子どもたちを応援してください」と書かれた、「書き損じはがき 未使用はがきキャンペーン2017」への参加だ。

今回で9回目を迎えたキャンペーンで、昭和女子大学など7つの学校の有志グループが主体となり、書き損じや余ったハガキを集めている。集まったハガキは切手に交換され、プランに寄付される仕組みになっている。年賀状で失敗したハガキや買い過ぎたハガキを、是非このキャンペーンに使っていただきたい。そして、スポンサーの一員になって、一人でも多くの子どもたちに、笑顔をプレゼントしようではないか。なお、問い合わせ先などは、次の通りである。

問い合わせ先:プラン(ファンドレイジング部 書き損じはがき担当)

   TEL       :0120-400-422(受付時間は土・日・祝日を除く、9時〜17時30分)

   E-mail    :hello@plan-international.jp

   Website  :www.plan-international.jp


【文責:知取気亭主人】
 

2016年度プラン・インターナショナル年次報告書         

書き損じはがき未使用はがきキャンペーン2017

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