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知取気亭主人の四方山話
 

『罰が当たった!』

 

2018年2月14日

どうやら罰が当たってしまったらしい。1月上旬に日本列島を襲った寒波をテーマに、「以前に比べれば大して寒くもないし雪も多くない」などと、したり顔で2週続けてこの四方山話で書いていたのだ(第758話と759話)。ところが、皆さんご存知のように、2月に入った途端にこの大雪だ。先週の月曜日(5日)から、北陸地方は56豪雪(昭和56年)以来の大雪に見舞われている。神様から「そんな予想をするからだ」と叱られて、お仕置きをされている様だ。お蔭で、何十年ぶりかの大雪に苦しめられることになる。そんな大雪との格闘を、私の“懺悔録”として写真を交えてお伝えしたい。

5日から降り始めた雪は6、7日にピークを迎え、我が町会は、6日の早朝からついに車の通行ができなくなった(P-1参照)。町内会の決まりでは積雪が15cmを超えると除雪車が入ることになっているのだが、幹線道路の除雪で手一杯だったのか、町会内の道路には一向に入ってこない。早朝にいつもの通り除雪しようと外に出たのだが、新聞配達の足跡しか無いのを見て諦めた。P-1は6日夕方娘が撮ってくれた写真だが、私が会社に向かって歩き始めてから帰宅した夕方までずっと、人が歩いた跡しかないのが分かる。また、P-2は翌日7日の写真で、道幅が狭い道路の路線バスは迂回や 運行停止が相次いでいた。

P-1
P-1
P-2
P-2
P-3
P-3
P-4
P-4

結局、6、7日と車は動かせず、徒歩とバスで2時間弱かけ出社する羽目になった。明日もダメかと諦めていた7日夜、ついに除雪車が入った。8日早朝に写した除雪後の状況がP-3、P-4だが、P-1に比べ全然違う。しかし、雪は大幅に少なくなってはいるものの、両側には除雪車が置いていった雪の壁が残されている。P-4の手前左側が我が家、右側に私の車の駐車場が写っていて、両側とも見事に壁が残っているのが分かる。この残し物が硬くて、重くてなかなか大変なのだ。でもこれをどかさないと家には入れないし、車も動かせない。孫が熱を出した時など、もしやの緊急時に車を使えないのだ。意を決し、8日は会社を休み除雪することにした。目標は、午前中に家内の車、午後に私の車を動かせるようにすることだ。

P-1
P-5
P-6
P-6
P-7
P-7
P-8
P-8

休校になった孫娘にも手伝ってもらいやり始めたのはいいのだが、建て込んだ団地の為、雪を捨てられる(排雪できる)所が40mほど離れた道路側溝しかない。大きな側溝ではないのだが、有り難いことに勾配が急なうえに山からの湧水が結構勢いよく流れていて、人力程度の量であれば排雪溝の役目を果たしてくれる。そこで、ご近所からお借りした子供用ソリに雪を乗せて(P-6参照)、そこまで運び排雪することにした。

何十回、何百回、これを繰り返しただろう。家族総出(P-7)の朝から晩までの格闘で、スマートフォンに記録されたのは、歩数にして23,316歩、距離に換算して14.2Kmである。これだけやっても、結局2台のうち私の車は脱出させることができなかった。ほとほと疲れ果て、その日の格闘は諦めた。そして、終了直後に写した写真がP-8だ。右端の方に車の顔だけ見えるが、車体の上や後部の方はP-5のままで、出すには程遠い。気も遠くなる。結局、翌日の金曜日は家内の車で通勤し、私の車の脱出は土曜日の2回戦に望みを託すことにした。

土曜日は、強力な助っ人と道具のお蔭で、2台の車は以前の様にスムーズに出し入れできるようになった。息子と“ママさんダンプ”(そう呼ばれる除雪の道具)のお蔭だ。これに孫娘のソリも加わって、5時間ほどの作業で、我が家の前の道路は見違えるように雪が無くなった。歌の文句ではないが、本当「♪若いって素晴らしい…」である。

さて、道路は綺麗になったのだが、気になる所がまだ残っている。屋根雪が落ち溜まっている家の周りである。埋まった灯油のボイラーやエアコンの室外機を掘り出してやらなければならない(P-9参照)。土曜日は15時ごろから雨が降り出した為この作業は中断し、日曜日に持ち越すことにした。

P-9
P-9
P-4
P-10

時折雪の降る日曜日、3時間ほどで家の周りは綺麗にすることができた(P-10参照)。ただ、狭い所での作業に加え、上に積み上げる動作の繰り返しだったこともあり、今は両腕が筋肉痛だ。腰もやや重い。ただ、こうした苦労も私のいい加減な放言のせいだ、と冗談半分で諦めている。それよりも、金沢(私のところで1mぐらい)以上の豪雪で、市民生活が困窮し始めている地域もあると報じられていることを考えれば、まだマシと思わなければいけない。今は大変かもしれないが、あとひと月もすれば雪解けの声も聞こえて来る。それまでもうひと踏ん張りだ。頑張ろう、雪国の皆さん!

【文責:知取気亭主人】

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