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ジオパネル

 近年、道路や造成工事における盛土構造は、限りある国土の有効利用や環境保全、コスト縮減などの観点から、従来の緩勾配盛土や現場打ちコンクリート擁壁ではなく、急勾配または垂直の盛土を構築できる補強土工法が主流となってきました。
 『ジオパネル』は、壁面材にコンクリートパネル、補強材にテナックスTTを使用する補強土壁工法です。パネルに作用する土圧力に対し、これと連結されたテナックスTTと盛土材料との摩擦抵抗力によって抵抗し、垂直でも安定性の高い盛土を構築できます。
 景観に配慮したデザインパネルを標準化しているため、山間部ばかりでなく、美観が重視される都市部でもご利用いただけます。

テナックスTTを面状に敷設するため、垂直でも安定した盛土を構築することができます。
補強材に使用するテナックスTTは強度、耐久性ともに優れ、長期間にわたって盛土材料との間に十分な摩擦抵抗力を発揮いたします。
テナックスTTの適用、コンクリートパネルの薄型化によって経済性が向上しました。
強度をそのままにパネルの軽量化を進め、さらに独自の施工方法を開発したことにより、施工性を改善することができました。
パネルの四隅にハンチを付けたため、コンクリート製品独特の圧迫感が少なくなりました。さらにハンチ部分には、つる性植物などを植栽することができます。
中央にハツリ模様をあしらった化粧付きパネルを標準化したため、『アーバン ウォール』と呼ぶに相応しい都市景観に馴染む外観となりました。
ジオパネルは、盛土中に敷設した補強材で土を補強する構造であるため、土圧力を受ける壁面材、土を補強する補強材、両者を連結する連結部材、ジオパネルの大部分を構成する盛土材料などは主部材にあたります。ジオパネルで使用する部材を以下に紹介します。
コンクリートパネル
水平目地材
L型コネクター
透水防砂材
テナックスTT
固定ピン
U型コネクター
背面砕石
連結ピン
盛土材料
 
ジオパネルの施工は、以下に示す作業を繰り返すのみで、特殊な技術を必要としません。
基礎工
基礎工
  基礎砕石上にコンクリートパネル1枚あたり4本のパネル支保工(アングル)を設置し、基礎コンクリートを打設します。

 
最下段の壁面組立工
最下段の壁面組立工
  トラッククレーンを使用し、基礎コンクリート上の定められた位置に1段目のパネルを設置します。のパネル支保工を利用し、上下2箇所をクサビにより固定します。また、パネルの鉛直目地に透水防砂材を設置します。

 
盛土材料のまき出し、締固め
盛土材料のまき出し、締固め
  仕上がり厚さ30cmを目安に盛土材料をまき出し、締固めます。まき出し、締固め作業とも、壁面側から盛土側へ向かって施工します。なお、壁面近傍の締固めには、振動コンパクタなどの小型転圧機械を使用してください。

 
背面砕石のまき出し、締固め
背面砕石のまき出し、締固め
  壁面近傍50cmの範囲は、圧縮性が小さく透水性が大きい背面砕石を施工します。

 
壁面材と補強材の連結
壁面材と補強材の連結
  U型コネクターと連結ピンを使用し、パネルとテナックスTTとを連結します。専用の工具(フォーク)でテナックスTTを緊張し、固定ピンを打設します。

 
補強材敷設工
補強材敷設工
  でパネルと連結したテナックスTTを再度緊張し、盛土側の端部にも固定ピンを打設します。を施工します。

 
次段の壁面組立工
次段の壁面組立工
  下段のパネル上に水平目地材を設置し、谷積みされたパネルの間に次段のパネルを建て込みます。

を計画高さまで繰り返します。

 
完成
完成
  道路付帯設備などを施工します。
 
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〒550‐0005 大阪市西区西本町1‐7‐19ワイダ本町ビル6F TEL:06-6536-5267 FAX:06-6536-2530

  

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