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■Gパイルの特長

 Gパイルは外径・肉厚が豊富で、溶接性に優れた溶接構造用遠心力鋳鋼管杭ですので、下記にかかげる種々の特長があります。これらの特長を設計に取り入れることにより、工費の節減と、工期の短縮が可能となります。

  1. 短期間での納入が可能です
     

  2. 設計の自由度が高い抑止杭です

    ・ Gパイルは外径・肉厚を自由に選べますので、杭間隔を適切にし、杭本数を少なくできます。
    ・ また、細い杭で大きい荷重を支持できるので、ボーリング径を小さくできます。

      
  3. 完成品で納入します

     Gパイルは施工図通りの寸法で納入されますから、材料のロスがありません。また、あらかじめ標準仕様通りの現場溶接部の開先加工・バックリング・ストッパーの取付けが、工場で行われて出荷されますので、現場で直接建込みができます。さらにご要望に応じ、吊孔やモルタル注入孔の加工、および吊金具、モルタル注入管の取付けを工場で行うことも可能です。

    図2・Gパイルの各部名称
    ・吊孔 ・開先加工
    /バックリング
    ・ストッパー ・吊金具
  4. 優れた溶接性が得られます

     Gパイルは、炭素当量を規定した溶接構造用遠心力鋳鋼管で、かつ、現場溶接用開先があらかじめ機械加工されていますので、寸法精度が高く、優れた溶接性が得られます。

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■Gパイルの材質的特性

1.化学成分および炭素当量

 Gパイルの化学成分および炭素当量は、JIS G5201(溶接構造用遠心力鋳鋼管)SCW490-CFの規格によります。 これは、JIS G3106(溶接構造用圧延鋼材)のSM490と同等の性質を有します。(表1)

表1・Gパイルの化学成分および炭素当量
規格 記号 化学成分(%) 炭素当量
Si Mn
JIS G5201
(溶接構造用遠心力鋳鋼管)

SCW490-CF

0.20
以下
0.80
以下
1.50
以下
0.040
以下
0.040
以下
0.44以下

※炭素当量=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14

2.機械的性質

 JIS G5201のSCW490-CFに規定されている機械的性質は、(表2)に示す通りです。

表2・Gパイルの機械的性質
規格 名称・記号 降伏点 引張強さ 伸び 衝撃試験(0℃)
シャルピー
吸収エネルギー
JIS G5201

(Gパイル)
溶接構造用遠心力鋳鋼管

SCW490-CF 315
以上
(N/mm
2)
490
以上
(N/mm
2)
20
以上
(%)
27以上
(J)

※高張力鋼=(SCW570-CF)も製作致しております。  

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■製作・製造範囲

1.Gパイルの製作

2.製造範囲

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■Gパイルの許容応力度

 河川砂防技術基準(案)・治山技術基準解説地すべり防止編・設計要領(日本道路公団)・土地改良事業計画設計基準に示されたGパイルの許容応力度は、 [表1〜3]の通りです。 (2004年6月現在)

[表1]河川砂防技術基準(案)、土地改良事業計画設計基準
  短期許容応力度(N/mm2 長期許容応力度(N/mm2
せん断 曲げ せん断 曲げ

490材

162 279 108 186
[表2]治山技術基準解説地すべり防止編 
  短期許容応力度(N/mm2 長期許容応力度(N/mm2
せん断 曲げ せん断 曲げ

490材

162 279 108 186
570材 t≦40 - - 147 254
570材 t≦75 - - 142 245
570材 t>75 - - 137 240
 ※Gパイルの値を示しました。別の鋼材の値は基準書でご確認ください。
[表3]設計要領(日本道路公団)
  区分@(N/mm2 区分A(N/mm2
せん断 引張・圧縮 せん断 引張・圧縮

490材

160 280 105 185
570材 220 380 145 255

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■現場継手

Gパイルの現場継手の方法

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高強度鋼

高強度鋼Gパイル

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■施工事例

長崎県平山地区、長野県上信越自動車道坂城工事、兵庫県但馬地区

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