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斜面樹林化技術協会


■ 技術資料


設計資料

●主な使用植物

 斜面樹林化工法では、現地調査を行いそれぞれの施工地に合った種子配合を決めています(フィットタイプ)。先駆種を主体に遷移中後期種を組み合わせると効果的です。地元で採取された種子をあらかじめRSセンターにて貯蔵し、緑化工事に使用することもできます。

※上記以外の樹種についても、取扱いがありますので、お問合わせください。
※在庫に限りがあるため、品切れの場合はご容赦願います。



   

●レミディシーズの選定フロー

 斜面樹林化技術協会では、温量指数と立地条件などをもとにレミディシーズの基本的な選定フローを定めています。
 近年では、現場の周辺環境に応じて使用植物を選定する「フィットタイプ」が主流となっています。

レミディシーズの選定フロー使用上の注意点

  1. 温量指数が45以下および180以上の地域はフィットタイプを設計します。
  2. 「1:0.8より急」とは勾配1:0.8 を含まず、これより急な斜面をさします。
  3. 土壌硬度は、粘性土、砂質土、の平均値をとって25mmとしました。
  4. 亀裂間隔が50cm以上の場合は,法面の立地・気象条件を調査して適否を判断する必要があります。
  5. 落葉型-Vの施工時期は,1〜5月までとし,6月以降の施工は落葉型-Uとします。
  6. 選定フローは主構成種のフローであり,必要に応じて補全種を混合します。


●施工時期

  播種工による自然回復緑化において,施工時期は目標とする植物群落形成の成否を左右する重要な要素です。施工は植物の発芽・生育に適した時期に行います。

「技術資料(第6版)」参照


検査基準

●生育判定

  施工後一定期間が経過した後、緑化目標達成の可否に重点をおいた生育判定を行います。発芽・生育の早い草本植物による緑化では、2〜3ヶ月で全面的な植生被覆となりましたが、このような状態では木本植物の成立は望めません。草本植物による被圧を防いで、木本植物を良好に生育させるためには、逆に植被率を低く保つことが重要です。このことを考慮した生育判定の目安を下表に示します。

●生育判定時期の目安

施工地域 施工時期 生育判定の目安
北海道〜東北 3〜6月 10〜11月
7月 翌年の5月
10(下旬)月〜12(上旬)月 翌年の8月
関東以西 1〜2月 7〜9月
3〜6月 10〜12月
11〜12月 翌年の7月
九州〜沖縄 1〜6月 7〜12月
10〜12月 翌年の7月

「技術資料(第6版)」参照


●生育判定時期の目安

植物区分/項目 成立本数
主構成種 3本/m2以上
補全種
(草本類)注)
5本/m2以上
(5〜100本/m2

「技術資料(第6版)」参照

注) 草本類を使用した場合

●施工4ヵ月後の植生状況



適期施工の場合:地域,種子配合,施工時期などにより施工後初期の発芽生育状況は大きく異なります。


参考文献


 平成29年10月現在

文献名

国内産自生種種子の有効利用とコストダウンを図る厚層基材吹付工2層吹付システム
日本緑化工学会誌 29 (3) : 438-445,2004
切土法面における厚層基材吹付工(斜面樹林化工法)による木本植物群落の造成事例
日本緑化工学会誌 29 (4) : 482-494,2004
木本植物種子の早期発芽力検定法
日本緑化工学会誌 30 (1) : 261-264,2004
厚層基材吹付工2層吹付システムによる樹林化事例
日本緑化工学会誌 30 (1) : 281-284,2004
寒冷地におけるコナラーミズナラ群落の形成を目標とする播種工による自然回復緑化事例
日本緑化工学会誌 30 (2) : 377-382,2004
ラス張工を省略した厚層基材吹付工によるぼた山の樹林化事例
日本緑化工学会誌 32 (1) : 207-210,2006
早期発芽力検定法の後熟型木本休眠種子への適用
日本緑化工学会誌 32 (1) : 187-190,2006
寒冷地における自生種を用いた切土法面の自然回復緑化事例
第26回道路緑化技術発表会要旨論文集 10-11,道路緑化保全協会,2006
生物多様性緑化ハンドブック−豊かな環境と生態系を保全・創出するための計画と技術−
地人書館 pp.155-170,2006
早期発芽力検定法の胚休眠型木本休眠種子への適用
日本緑化工学会誌 33 (1) : 239-242,2007
自生種木本種子の中長期貯蔵技術と早期発芽力検定法
日本緑化工学会誌34(4) : 593-596,2009
常緑広葉樹群落の形成を緑化目標に設定した播種工による自然回復緑化
日本緑化工学会誌38(3):361-366,2013
生物多様性に配慮した在来種による法面緑化 −“真の在来種”を用いる自然回復緑化の実践に向けた取り組み−
建設機械49(9):30-35,2013
播種工と自然侵入促進工を組み合わせた非面的吹付緑化工 −生物多様性に配慮したエコストライプ工法−
建設機械52(12):53-59,2016
高標高風衝荒廃地における非面的吹付緑化工の効果
日本緑化工学会誌43(1):187-190,2017

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更新

(1). 斜面樹林化技術協会への入会のお誘い PDF 0.37 H29.06.26
(2). 斜面樹林化工法カタログ PDF 2.42 H29.11.02
(3). 技術資料(第6版) PDF 8.89 H28.04.27
(4). Q&A集(第2版) PDF 1.11 H26.01.16
(5). 施工事例集(第3版) PDF 4.43 H29.07.20
(6). 積算資料(3cm厚) PDF 0.04 H25.12.12
(7). 積算資料(5cm厚:2層吹付) PDF 0.05 H25.12.12
(8). 積算資料(7cm厚:2層吹付) PDF 0.05 H25.12.12
(9). 道路土工指針に掲載されている国内産在来種リスト PDF 0.68 H29.07.20
(10). 2層吹付システムによるモルタル吹付面の樹林化事例 PDF 0.63 H24.04.13
(11). 寒冷地における斜面樹林化工法の施工事例 PDF 0.62 H24.04.13
(12). RSセンターによる国内産在来種種子の供給体制 PDF 0.45 H29.07.20
(13). 木本種子の早期発芽力検定法 PDF 0.11 H29.06.26
(14). RSセンター貯蔵種子と一般流通種子の品質比較 PDF 0.21 H29.06.26
 

カタログ・技術資料


 

斜面樹林化工法カタログ

技術資料 (第6版)

自然回復緑化の技術資料


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