1、はじめに
法面の抑止工において、グラウンドアンカーの受圧構造物としてプレキャストの受圧板が使用される場合が増えてまいりました。しかし一方で、アンカー緊張時に受圧板が<割れる><かける><変形する>という事例、あるいは受圧板との設地地盤が雨水などで<洗掘される>などの問題が聞かれるようになりました。
当社はプレキャストの受圧板の設置地盤の不陸整形・裏込め工について、NETISに登録しております。
以下にその概要をご紹介申し上げます。
2、「ざぶとんわく」裏込め工の概要
2−1、「ざぶとんわく」裏込め工の目的
受圧板には、コンクリート製、鋼製、樹脂製などがあります。いずれもアンカー力が受圧板の底面に接する地盤へ均等に伝達されることが設計の原則になっています。
「ざぶとんわく」裏込め工は受圧板が設置される地山に、その受圧板の外周形状に沿って外周金網を置き、中間金網で形状を保持し、移動・変形しないようアンカーピンなどで固定して、貧配合の吹付けモルタルを打設、その表面を平らに仕上げます。グラウンドアンカー施工後、受圧板を設置して緊張定着する工法です。
「ざぶとんわく」裏込め工はアンカー力を受圧板によって、均一に地山に伝達させるための工法です。
2−2、特徴
「ざぶとんわく」裏込め工は以下のような特徴があります。
(1)アンカー力を受圧板によって均一に地山に伝達し、受圧板に集中荷重が作用しません。
(2)適用できる受圧板は、材質や形状に関係なく全ての工場製品に適用できます。
(3)切取り法面、擁壁あるいは自然斜面、あるいは受圧板の角度調整にも適用できます。
(4)施工後、受圧板との接地地盤やその周囲の地山が雨水などによって洗掘されることを防止
できます。
(5)予めざぶとんわく裏込め工を施工することで、アンカー削孔時の口元地山の流出や受圧板
設置前の小崩壊を防止でき安全です。
2−3、「ざぶとんわく」の部材
「ざぶとんわく」の部材は外周金網と中間金網で、その仕様は以下の通りです。
外周金網 クリンプ金網φ2.6×15×35
中間金網 溶接金網φ4.0×150×35
●ざぶとんわくの施工要領書
●ざぶとんわくの施工写真
●歩掛
●工法比較表
●「ざぶとんわく」の採用実績
●会社案内とお問い合わせ