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 地図閲覧サービス(試験公開)の立体視サービス 利用のおすすめ
 

このページは(地図閲覧サービス(試験公開)の立体視サービス http://wss.gsi.go.jp/ )を参考として作成しています。

 

 

国土地理院がサービスを開始した「地図閲覧サービス(試験公開)の立体視サービス」を御存知ですか?業務の3次元化がさけばれる中、このサービスを報告書などに利用したらどうでしょうか。 顧客がよろこぶこと請け合いです。

このサービスは、「地図閲覧サービス(試験公開) 」(ウォッちず, http://watchizu.gsi.go.jp/)で提供している 2万5千分1地図情報と、「数値地図50mメッシュ(標高)」の標高データを組み合わせて、 地図の立体視(ステレオグラム)を可能にしています。

 

  そもそも立体視できます?
 

人間が景色や物体を見て立体感を得られるのは、単眼視による遠近感と両眼視による立体視を組み合わせることで実現しています。

単眼視による遠近感は、物体の両端から片目までの二直線の角度の大小によるもの(大きく見える物体が近く、小さく見える物体は遠い)と、 遠くの物体は近くの物体に遮られて見えなくなること、物体がハッキリ見えるか否か(ハッキリ見える物体は近く、霞んで見える物体は遠い)等、経験や学習により得られます。

これに対し両眼視では、遠近感とともに立体的な感覚が得られます。人間の両方の眼の中心から中心までは約6〜7cm離れています。 これだけ離れていると、左右それぞれの眼で見えるものの形等は微妙に違ってきます(離れた物体や景色を左右の目を交互につむって見ると違いが実感できます)。この差を視差と言います。 この視差は、対象が近いほど大きくなります。 人間の脳は、両目に映った物体(画像)の視差を利用して、物体の遠近感や奥行きを読み取っているのです。

立体視は、両眼視が遠近感を得る仕組みを利用して、視差の分だけ撮影位置をずらした一対の写真(画像)から、景色や物体を立体的に見る手法です。 立体視画像は斜投影法により画像処理して作成しています。 立体視には平行法・交差法・余色法がありますが、どの方法も左右それぞれの眼が別々の画像を見る技術であることに変わりはありません。

 

現場立体写真

 

  平行法
 

平行法説明図
地図の見方は、右目で右側の地図を、左目で左側の地図を見ます。 平行法は画像が大きかったり、画像の間隔が広くなると難しくなります。

交差法に比べ同じ地図が、少し大きく見えます。

うまくできない場合は、ディスプレイ上の2つの地図の間と、顔の眉間の間にノートや本などで仕切をして、 右目は右側の地図、左目は左側の地図しか見えないようにして練習してみてください。 始めはぼんやり見えますが、慣れるとはっきり見えるようになります。

平行法サンプル

 

  交差法
 
交差法説明図

 交差法は、目を寄り目にし、左側の地図を右目で、右側の地図を左目で見ます。 交差法は、画像の大きさや2つの画像の間隔にあまり左右されることなく見ることができます。

平行法に比べ、立体視の画像が少し小さく見えます。

2つの地図が合致したした部分(3つ見える地図の中心)を見ていると始めぼんやり見えますが、 慣れるとはっきり見えるようになります。

交差法サンプル

 

  余色法
 
余色法説明図

ひとつに見える地図は、左右それぞれの地図を赤色と青色〔余色(補色)関係にある色〕で色分けしたものを合成しています。

赤・青メガネを通して見ることで、左右の目にそれぞれの地図が自然に映り、 平行法や交差法のように特に練習しなくても自然に立体感を得ることができます。 余色法による立体視または画像等はアナグリフと呼ばれています。

余色法サンプル

 

  赤・青メガネの作り方
 

厚紙をメガネの形状に切り取り、レンズの部分はくり貫きます。 両眼の間隔は約6cm〜7cm位で、使う人のサイズに合わせて作ってください。 赤色(左目)と青色(右目)のセロハンで、レンズの部分を作ります。 これを厚紙で作ったメガネに張り合わせればできあがりです。 厚紙とセロハンはデパートや文房具店で販売しています。

簡易なものでよければ赤色(左目)と青色(右目)のセロハンを、それぞれ片目が入るサイズで横に少し大きめに切り取り、 その両セロハンを繋ぎ合わせホッチキスやテープで止めれば十分です。

赤・青メガネ

 

  参考ホームページ
 

立体視について詳しい仕組みや、余色立体視用の赤・青メガネの作成方法、立体視練習画像などがあります。 以下のホームページを参照してみて下さい。

電子立体視地図(http://stereoview.zive.net/
摩訶不思議な世界・3Dアート(http://www2.aimnet.ne.jp/nakahara/3dart/3art.html
立体写真館kawagoe(http://www2c.airnet.ne.jp/kawa/


   
   
 
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