格安ディスクは、国内ではなく、台湾や中国などの海外で製造されているものがほとんどです。パッケージには日本語で書いてあるものも多いですが、これは国内の商社や専門業者が海外メーカーに発注していることによるものです。
格安品と国内有名ブランド品を比べてみたところ、その違いは外観からして明らかです。ディスクの外縁部を見ると、国内ブランド品は奇麗だが、格安品は非常に汚いことが特徴です。DVD-Rは、記録する面とそうでない面の2枚のディスクを貼り合わせて作りますが、格安品の場合はディスクの間に気泡が入っているものが多いようです。貼り合わせ方、つまり製法が雑なことが見て取れるわけです。
また見た目に違いはなくても、記録層の材料に問題があることもあります。DVD‐Rは記録層に有機色素を使うのですが、その塗布が均一でなかったり、色素の素材そのものが有名ブランド品に比べて劣悪だったりします。
安いからと割り切って一時的に利用する手はありますが、納品媒体や記録媒体としては国内有名ブランド品を購入すべきでしょう。
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