DVD‐Rの種類 |
まずDVDにはどんな種類があるのでしょう。現在販売されている書き込み型DVDディスクを規格ごとに整理しました。
ディスクの種類 |
追記型 |
書き換え型 |
参考 |
DVD-R |
DVD+R |
DVD+R DR |
DVD-RW |
DVD+RW |
DVD-RAM |
CD-R |
記録可能回数 |
1回 |
1000回 |
10万回 |
1回 |
記録容量 |
片面 |
4.7GB |
8.5GB |
4.7GB |
0.7GB |
両面 |
9.4GB |
− |
9.4GB |
− |
9.4GB |
− |
書き込み速度 |
1〜8倍速 |
2.4倍速 |
1〜4倍速 |
2〜5倍速 |
48倍速 |
1枚当り価格 |
250円 |
270円 |
1400円 |
500円 |
500円 |
600円 |
80円 |
このように、規格だけで6種類、さらに書き込み速度、片面・両面記録か、などのバリエーションを加味すると、その種類は優に10を超えます。この多様さが土木技術者にとって高い敷居となっています。
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スーパーマルチドライブとは? |
以前は自分のドライブでどのディスクが使えるのかを、ディスク購入の際に気にする必要がありました。しかし、最近のパソコンではすべての規格に対応した「スーパーマルチ」ドライブがほぼ標準です。周辺機器でもスーパーマルチが当たり前になっており、それを購入すれば旧型パソコンでも全規格のディスクを使えます。
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迷ったらDVD-Rを選べ |
6種類の規格の中でどのディスクを選べばいいのか。使えるディスクの選択肢が多い分、迷うことも多くなったのは事実です。そんな時、最も無難なのはDVD-Rです。ほかの規格よりも互換性が高く、値段も安いからです。
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ビデオ用とデータ用の違い |
書き込み型のDVDディスクには「ビデオ用」と「データ用」の2種類があります。ビデオ用のディスクには、著作権法で定められた「私的録画保証金」が価格に含まれています。このため1枚当たりの単価はビデオ用の方が20円ほど高くなっています。ただし記緑材料そのものはデータ用と全く同一です。
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CALSでは・・・ |
CALS/ECでは、DVDの使用は認められていませんでした。しかし2004年6月の改訂では、下記のように改訂されています。
媒体はCD-R
(MOを禁止)とするが、成果品容量が膨大になる場合は、協議により格納する電子媒体(一度しか書き込みできない電子媒体)を別途決定可能。 |
やや曖昧な表現ですが、これは明らかにDVDを意識した表現と解釈できます。したがって今後CD-R1枚に入りきらないデータはDVDが主体となると思われます。
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