各種DVDディスクの中で最もよく使われている、DVD-Rの記録材料は有機色素です。金属ではないのです。このため紫外線に弱く、長時間直射日光を当てると化学変化を起こしてしまいます。
未使用のディスクと、使用後5カ月間窓際に放置したディスクを比較すると記録面の色が異なってきます。そして色が変わってしまったディスクはまったく認識されません。紫外線に弱いのは、DVD‐Rと同じく有機色素を材料とするDVD+RやDVD+RDLも同様ということになります。
一方、書き換え型のDVD‐RW、DVD+RW、DVDRAMは相変化記録であり、材料は金属です。このため紫外線の影響を受けません。しかし、基板はプラスチック製のため熱には弱く、例えば炎天下の車内に放置したりすれば、基板が曲がってしまう可能性があります。
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