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便利ツール |
インターネットに接続する複合機等のオフィス機器の再点検を! |
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2016/03/16
オフィスの複合機もインターネットに接続されリモートメンテナンスや内蔵のディスクに保存したり、ネットワーク経由で共有したりと便利なっています。
最近は複合機にメールアドレスをもたせ、送受信することによって、FAXの送信コストを抑えることが可能という事例を知りました。大変便利になりました。
そんな中、インターネットに接続されている複合機にて、機器内に保存されたデータが外部から閲覧できてしまう問題が報告されているようです。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、オフィス機器にも適切な通信制限と認証によるアクセス制限を施すことを喚起しています。
対策としては、下記の観点で対策を実施することが重要です。
(1)管理の明確化
【対策1】:オフィス機器のネットワーク接続に関して、ルールを定め、内部に周知させる。
【対策2】:オフィス機器の管理者を明確にする。
(2)ネットワークによる保護
【対策1】:必要性がない場合には、オフィス機器を外部ネットワーク(インターネット) に接続しない。
【対策2】:外部ネットワークとオフィス機器を接続する場合には、原則ファイアウォールやブロードバンドルータを経由させ、許可する通信だけに限定する。
(3)オフィス機器の適切な設定
【対策1】:管理者用アカウント/パスワードを工場出荷時に設定されているものから変更する。
【対策2】:機器の製品のホームページを確認し、ソフトウェアを最新の状態に更新する。
適切な設定をしていれば、便利なオフィス機器です。この機会に再点検されてはどう
でしょうか?
▽インターネットに接続する複合機等のオフィス機器の再点検を!(IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20160106-printer.html