いさぼうネットをご利用されている皆様は、普段どのブラウザを利用してWebサイトを閲覧していますでしょうか?
米Microsoftが現地時間の2021年5月19日に、Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)のサポートを2022年6月15日(日本では2022年6月16日)に終了すると発表しました。
Microsoftはサポート終了の理由として、「Edgeが古いActiveXコントロールやレガシーWebサイトもサポートするIEモードを備えていることや、Edgeのセキュリティが強固である」ことなどを挙げています。
サポート終了後も「Internet Explorer」を使い続けますと、大きなバグが見つかっても修正が行われませんので、セキュリティ的に危険な状態となります。
「Internet Explorer」のサポート終了を受けて、今後は別のWebブラウザを使用しないといけないわけですが、ここで「Internet Explorer」に代わるWebブラウザにどのような物があるか紹介したいと思います。
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Google Chrome
Googleによって開発された※クロスプラットフォームのWebブラウザ。Windows10にはデフォルトでインストールされていないので、使用するは自分でインストールする必要があります。起動やページ読み込みが早い。
拡張機能も豊富で「IE Tab」という拡張機能を使用すれば、「Internet Explorer」の互換表示が可能になります。
※クロスプラットフォーム・・・WindowsやmacOSなど異なるプラットフォーム上で、同じ仕様のアプリケーションを動作させるプログラムのこと
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Microsoft Edge
マイクロソフトによって開発された「Internet Explorer」の後継ブラウザ。Windows10にデフォルトでインストールされています。
また、「IEモード」という機能が備わっており、これを使用することで「Internet Explorer」の互換表示が可能になります。
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Mozilla Firefox
Mozilla Foundationおよびその傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーかつオープンソースのWebブラウザ。オープンソースのWebブラウザの中ではかなり優秀なブラウザになります。Windows10にはデフォルトでインストールされていないので、使用するは自分でインストールする必要があります。
ページの読み込み速度はGoogle Chromeと同程度で速く、アドオン(拡張機能)も豊富にあります。「IE View WE」というアドオンを使用すると「Internet Explorer」の互換表示が可能になります。
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以上、よく使用されるWebブラウザをご紹介しました。
個人的には、拡張機能と画面の使いやすさなどの理由でGoogle Chromeをよく利用しています。
「Internet Explorer」を利用されている方はまだまだたくさんおられると思いますが、約一年後にはサポートが終了してしまいます。この機会に、他のWebブラウザの試用及び乗換をお勧めいたします。