IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が、2021年11月10日に中小企業向けサイバーセキュリティ対策支援サービスとして「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の新たなウェブサイトを公開しました。
公開されたウェブサイトでは、中小企業を脅かすサイバーセキュリティ上の様々なリスクを、身近な“かるた”になぞらえた“サイバーセキュリティ対策かるた”という形で表現して、日常の業務で見落とされがちな様々なリスクを、わかりやすく啓発しております。
このかるたでは、ランサムウェアやフィッシング詐欺といった昨今多く報道されているリスクに加えて、パスワードの使い回しやWi-Fiからの情報漏洩など、身近な業務に潜むリスクを取り上げており、中小企業が自らのセキュリティ対策を考えるきっかけとして利用・シェアできるように画像ファイルを提供しています。
実際にかるたで取り上げられている脅威・リスクについて、いくつかご紹介いたします。
き 聞いてあきれるパスワード
2021年、世界で最も使われているパスワードは「123456」、日本では「password」が一位だそうです。
SNSなどで、容易に推測できるパスワードを設定していると第三者に簡単に不正ログインされてしまします。パスワードは半角英数字と記号を混ぜて長めに設定しておくと安全ですのでこの機会にパスワードを見直すことをおすすめします。
く 苦しみの道は添付ファイルから
身に覚えのないメールに添付されているファイルは、ウイルスの可能性がありますので開かないように気を付けましょう。
ろ ロックなスマホに鍵かけよ
画面ロックしていないスマホを落としたりしたら、第三者に大切な情報が盗み見られる可能性が高いので、画面ロックはしておいた方が無難です。
近年、ランサムウェアなど企業を対象としたコンピュータウイルスによる被害が増えております。
今回ご紹介した"サイバーセキュリティ対策かるた"を利用して、一度セキュリティ対策についてご確認してみてはいかがでしょうか。