2014年4月9日(米国時間4月8日)、Windows XPのサポートが終了します。
以降はセキュリティ更新プログラム等の提供が無くなり、セキュリティリスク
が大変高くなります。
サポートが継続している後継OS、または代替OSへの移行検討が望まれます。
またOSだけでなく、アプリケーションもサポートが順次終了していくため、
あわせて対策が必要です。
独立行政法人情報処理推進機構は、注意喚起とともに、やむを得ない事情に
より移行が間に合わない場合のリスク緩和策をWebページに掲載しています。
まだお済みでない方は、ご参考にしてください。
<対策>
サポートが継続している後継または代替OSに移行する。
<リスク緩和策>
やむを得ない事情により移行が間に合わない場合には、リスク緩和策を取り
つつ、移行計画を立てて速やかに移行を進めることを推奨します。
●オフラインでの利用に切り替えられる場合
1.Windows XPの使用は、オフラインに限定する。
2.USBメモリなど外部情報媒体の自動実行機能を無効化する等、
ネットワーク以外からの攻撃リスクを低減するための対策を行う。
●オンラインで利用せざるを得ない場合
1.サポートが継続しているウィルス対策ソフト、マイクロソフト社の無償ツールEMET等の
攻撃対策ツールを活用し、攻撃の検知・回避を行う。
2.サポートが継続しているアプリケーションを最新に保ち、サポートが終了したアプリケーションは
代替アプリケーションに切り替える。
これらのリスク緩和策を行ったとしても、脆弱性が解消される訳では
ありません。
今回のサポート終了では、Windows XPと同時に、Office 2003、 Internet Explorer6もサポートが終了します。
リスクの低減に努めながら、可能な限り早急な移行を進められることを望みます。
|