平成26年4月から、公共工事等における「新技術活用システム(NETIS)」の改正が行われました。
主な改正内容は以下の通りです。
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■改正1.現場ニーズに基づく技術公募による活用・評価の促進
■改正2.外部機関の活用による有用な技術の現場導入促進
■改正3.新技術の登録申請時における技術特性の明確化
■改正4.新技術活用後の評価における技術特性の明確化
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簡単にいうと下記のようになるようです。
■改正1 「テーマ設定型(技術公募)」を新設
登録技術数が多い分野や技術比較が求められる分野を技術テーマに設定し、
1年以内に1件以上活用・評価するということで、新技術の現場導入や評価の加速化を目的にしているようです。
■改正2 「評価促進技術」を設定
地方公共団体等の実績や評価が反映されておらず、非効率であったという課題に対し、
現在の推奨技術、準推奨技術のほかに「評価促進技術」を新設し、地方公共団体等からの推薦受け入れを行なうことで有用な新技術の現場導入を促進します。
■改正3 類似のNETIS登録技術を含めて比較表を作成
現在は、従来技術に対してどうかという申請を行っているが、
比較表に類似のNETIS登録済み技術も入れなければいけないということです。
技術の特徴が分かりずらい等で活用に至っていない技術に日の目を当てるということです。
■改正4 活用効果調査表を改訂
活用後の評価における5段階評価のほかに、コメント重視の評価が可能な調査表へ改訂し、
技術特性が反映されていない技術の活用を促進する。
今回の改正は、新技術の現場導入や評価の加速化をしましょうといった内容になっております。
技術をお持ちの企業にとってはチャンスだと思います。是非活用してください。
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