国土交通省では、「公共工事等における新技術活用システム(NETIS)」における平成25年度の新技術活用実績等についてとりまとめた結果が発表されました。
そのなかで、平成26年度の「推奨技術」「準推奨技術」が選定されています。
平成26年度推奨技術として11技術、準推奨技術として18技術が選定され、合計数は68技術と、昨年度までの40技術に比べ大幅に増加しています。
いさぼうネットでもご紹介しております工法も選定されており、
推奨技術には、「グリットシーバー工」(日本植生株式会社)
準推奨技術には、「セーフティークライマー工法」(セーフティークライマー協会)
が選ばれております。
そのほかにも多数選ばれておりますので、詳しくは、下記ファイルよりご確認ください。
▽平成26年度「推奨技術」「準推奨技術」(国土交通省)
(別紙3)平成26年度 推奨技術概要.pdf
(別紙4)平成26年度 準推奨技術概要.pdf
また、「推奨技術」「準推奨技術」とはどういったものかも、まとめてみましたのでご覧いただければと思います。
■用語の定義
「推奨技術」・・・ 公共工事等に関する技術の水準を一層高めるために選定された画期的な新技術。
「準推奨技術」・・・ 公共工事等に関する技術の水準を一層高めるために選定された画期的な新技術で、推奨技術と位置づけるためには更なる発展を期待する部分がある新技術。
■「推奨技術」等の選考要件
•当該技術の活用により、従来に比べ飛躍的な改善効果が発揮される。
•従来にはない先駆的な取り組みであり、将来、公共工事等における幅広い活用が期待される。
•技術内容が画期的であり、将来的に飛躍的な活用効果の改善が期待できる(現状では、当該技 術の適用範囲において活用の効果が従来技術と同程度以上であることを最低要件とする)。
•技術内容が独創的である等、国際的に先端を行く技術又は先進諸国への技術展開が期待される技術。
•技術内容の応用性、適用性、普遍性等が高く、国内の諸課題の解決への貢献に加えて、国際的な課題の解決など国際貢献に大きく資する。
■ 「推奨技術」等を活用するメリット
•総合評価方式の技術提案において、対象となる技術が提案された場合は、その審査において積極的に評価されます。
•「施工者希望型」において、発注者が適切と判断する場合は工事成績評定の加点の対象となります。
•NETIS申請者は「○○年度 推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」又は「○○年度 準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」という名称を使用できます。
•準推奨技術となった技術については、活用等の実績等のフォローアップを行い、翌々年度まで推奨技術選考の対象とします。
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