国土交通省では、平成28年度の新積算体系で土木構造物の詳細設計において
「赤黄チェック」と呼ばれる照査が盛り込まれます。また3月14日付で改定し た土木設計業務等共通仕様書にも、赤黄チェックを原則義務化しました。
詳しくは以下の国土交通省のホームページをご覧下さい。
▽設計業務等標準積算基準書および同(参考資料)[国土交通省]
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000334.html
▽土木設計・測量・地質調査等の業務関係共通仕様書(案)[国土交通省]
http://www.mlit.go.jp/tec/gyoumu_shiyou.html
「赤黄チェック」とは、
◆「赤黄チェック」:
成果物をとりまとめるにあたって,設計図,設計計算書,数量計算書等について,
それぞれ 及び相互(設計図−設計計算書間,設計図−数量計算書間等)の整合を確認する上で,
確認マー クをするなどしてわかりすく確認結果を示し,間違いの修正を行うための照査手法。
(国土交通省から引用)とあります。
例えば平成28年度 新積算体系では、照査として、
道路詳細設計 (A)では、(1kmあたり)
技師(B)2.0人・日、 技師(C)3.0人・日
の増工となっています。
直接人件費で計算すると、
36600円×2人・日=73200円
29900円×3人・日=89700円
合計 162900円です。
かなりの金額と言えますが、
発注者の意図とすれば、設計の品質向上、ミスの防止の対価を認めたと考えるべきでしょう。
では、赤黄チェックはどのように行うか考えたとき、
<図面の場合>
●修正前の図面は保存しておく
●変更・修正後の図面を別名で保存
●変更・修正後の図面と修正前の図面を見返して、
変更・修正図面の変更箇所の線種もしくはレイヤを変えて
表示。
●これに文字、変更・修正マーク等を記載
●打ち出し、提示
ということになるのでしょうか。
報告書や、数量計算書にも同じことが必要となってきます。
企業とすれば、いかに、効率よく、ミスを削減するかが
分かれ目になると思います。
「上記の修正確認作業を円滑に進めたい!」そんな技術者の方へ紹介したい
のが「ミス防師」です。
この「ミス防師」は、図面の修正前と修正後を比較・判読するシステムです。
基本的には、図面を重ね合わせて、違いを見せる機能です。
そのため、比較する図面の着色設定が可能です。異なる部分は点滅でお知らせ
する機能があるため、画面上で確認しやすくなっています。
技術者のチェックは、1枚ずつ行いますが、「ミス防師」は、複数の図面を
まとめて比較してくれます。
また、フォルダを指定した比較も行ってくれます。
判読結果の一覧も画面上で確認することができます。
なお、PDFファイルに変換できれば、数量計算書や報告書なども比較すること
が可能です。(ただし、スキャン画像などのラスタPDFは除きます)
<ミス撲滅のための優れた機能 >
●新旧の図面を比較し、違いを画面で表示する機能。
(国交省が指定する赤黄チェックにも対応)
●CAD共通フォーマット形式ファイル(dwg,dxf,tdx,jww,jwc,pdf)の比較が可能です。
●複数図面もまとめて比較できます。
●1図面内のパーツ同士も簡単に比較できます。
ただいま、納品ノーミスキャンペーン(平成28年5月10日まで)を実施しています。
キャンペーン期間中にお申し込みがあったお客様に限り、キャンペーン価格
にてご提供しております。
▽『ミス防師』 〜 納品ノーミスキャンペーン 〜 (五大開発株式会社)
http://isabou.net/soft/missboushi/index.asp
是非、この機会にご検討ください。