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 新しいため池堤体の安全性の診断方法
 

 

平成25年度 技術講演会のご案内はこちら

膨大な数のため池の安全対策が急務
 近年、大規模地震や集中豪雨によって日本各地に点在するため池が決壊し、下流域で人的災害を含む二次災害が発生しています。2011年の東日本大震災では、約2,000個弱のため池が被災し、その被害総額は300億円以上にも及ぶものと想定されています。また、2004年には台風23号により、兵庫県内で180か所以上のため池が決壊し、下流域では甚大な被害が発生しました。

 このように広域多所に及ぶ連鎖的な被害に対して、農林水産省では地震に対して約12,000か所を『警戒ため池』に、豪雨に対しては5,700か所を『緊急な対応が必要なため池』としています。また東海・南海・東南海地震の発生や地球温暖化による集中豪雨による自然災害の危険性が増加しており、膨大な数のため池の安全対策が急務となっています。

 一方で膨大な数のため池堤体の安全性を診断する方法には、ため池1ヶ所当たりの診断にかかる時間とコストを縮減し、短期間で数多くのため池の安全性診断が可能な手法を開発する必要がありました。
 

『ため池等地震時斜面変形予測手法研究会』
 上記の目的のもと、東京理科大学・龍岡 文夫教授、および(株)複合技術研究所を中心に、産学連合体形式で、土のせん断強度に及ぼす地震時の累積損傷度やひずみ軟化を考慮した新しいニューマーク法による地震時斜面変位の予測手法が開発されました。そしてその普及を目的に『ため池等地震時斜面変形予測手法研究会』が設立されました。

■目的

 @ 実務に適する新しいニューマーク法等による地震時斜面変位の予測手法の研究・改良および機能向上活動
 A ニューマーク法等による地震時斜面変位の予測手法の普及および広報活動
 B 本予測手法による解析結果の検証・照査
 C 地震時斜面変位の予測手法の精度向上
 D 土の地震時せん断強度特性に関するデータ収集および劣化モデルの提案
 E ため池に対する安価な補強対策工法の提案(標準案の作成)

■会員

 本研究会の設立目的に賛同する企業および団体、研究者

■会員の権利

 研究会の会員は、本研究会から本手法に関する技術資料の提供、並びに教育・指導を受ける権利を有します。また、本研究会の会員が本手法に関する予測プログラムの購入を希望する場合は、(株)複合技術研究所から有償にて提供される権利を有します


■研究会の主な活動

 @実務に適するニューマーク法による地震時斜面変位の予測手法の確立
 A非排水繰返し試験結果に基づく疲労曲線データの収集
 B各種地盤種別による累積ひずみ過程での標準強度低下モデルの作成
 Cすべり変位に伴う標準強度低下モデルの作成
 D地震時斜面変位の予測手法の精度向上
 E大規模地震・豪雨に対するため池堤体の簡易な耐震診断法の開発
 F安価なため池堤体の補強工法(減災対策)の提案
 G上記@〜Fの普及および広報活動

■入会手続き・会費

 研究会事務局にお問い合わせください。

 ため池等地震時斜面変形予測手法研究会事務局
 
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-23-6 協立四谷ビル5F (株)複合技術研究所内
 TEL:03-5368-4101

 

平成25年度 技術講演会 のご案内
 
 この新しいニューマーク法による、ため池堤体の耐震診断法説明会開催が開催されます。 

 今回は、東海・南海・東南海地震の発生や地球温暖化に伴う集中豪雨による自然災害の危険性が増加しており、膨大な数のため池の安全対策が急務であることから、東京理科大学 龍岡 文夫教授ならびに農研機構 農村工学研究所 毛利 栄征氏に、ため池堤体の地震時強度変形特性や過去の大規模地震による震災事例などについて、特別講演をしていただきます。お忙しい時期ではございますが、多数の御参加をお願い申し上げます。

▼平成25年度 技術講演会 詳細・お申し込みはこちら
実務における新しいニューマーク法によるため池等堤体の地震時安全性評価手法技術講演会 開催のご案内[PDF]

 なお、先着100名にて締め切らせていただきます。お早目のお申し込みをお願いいたします。

1.開催日時 平成25年11月12日(火) 13:00〜17:00
2.会  場 スクワール麹町 5階 全芙蓉
3.参加料 無料
4.テキスト 講演資料(当日受付時に無料配布)
5.CPDプログラム 公益社団法人農業農村工学会の認定を取得する予定
スケジュール    司会: 研究会事務局 佐藤 順一
時間 内容 講師
13:00〜13:05 開会の挨拶 研究会事務局 田村幸彦
13:05〜14:05 特別講演@(仮題)
『ため池堤体の地震時強度・変形特性について』
東京理科大学教授 龍岡文夫 先生
14:05〜15:00  特別講演A(仮題)
『耐震設計を取り入れた設計指針「ため池整備」の基本的考え方』
農研機構農村工学研究所 施設工学研究領域 領域長 毛利栄征 氏
15:00〜15:10 休憩  
15:10〜15:40 (仮題)耐震性診断のためのため池堤体強度試験方法について 農研機構農村工学研究所 施設工学研究領域 博士(農学) 上野和広 氏
15:40〜16:10 ニューマーク法による地震時斜面変位の予測プログラムの概要 (株)複合技術研究所 矢崎澄雄 氏
16:10〜16:40 ニューマーク法による地震時斜面変位の予測プログラムによる解析事例 (株)複合技術研究所 デューティン・アントワン 氏
16:40〜16:50 ため池等地震時斜面変形予測手法研究会について 研究会事務局 岡本正広
16:50〜16:55 閉会の挨拶 研究会事務局 岡本正広

【お問合せ先】

 研究会事務局
 TEL:03-5368-4101 FAX:03-5368-4105 ((株)複合技術研究所内)

【ため池等地震時斜面変形予測手法研究会 平成25年度技術講演会 会場のご案内】

 1.会場名: スクワール麹町
 2.住 所: 東京都千代田区麹町6丁目6番地 TEL:03-3234-8739
 3.最寄駅: JR中央・総武線「四ツ谷」駅  東京メトロ丸の内線・南北線「四ツ谷」駅
 4.案合図:

 

 

 
 

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