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 擁壁高さと概算工事費
 

 

擁壁高さと概算工事費の関係

急傾斜地などで擁壁工を計画する場合、工事費は大きくは擁壁工と法面工で占められます。
一般的に斜面にもたれ式擁壁を計画する場合

・ 擁壁高を高くすれば、コンクリート量が多くなり工事費が高くなる。
・ 擁壁高を低くすれば、コンクリート量は少なくなるが、切土量が多くなる。(法面処理工も出てくる)

こととなります。 
そこで、以下の斜面モデルにおいて、もたれ式擁壁の高さを可変(H=4.0〜8.0m)させ、
一番経済的なもたれ式擁壁の形状を計算しました。その結果、

・ (以下の斜面モデルの場合)擁壁高さH=7.0mが一番安価である。
・ 擁壁高さH=6.5mが一番高価である。
・ 擁壁高さと概算工事費は比例とならない。

ということがわかりました。

擁壁高さと概算工事費
斜面モデル
経済比較一覧表

擁壁高さと概算工事費一覧表

経済性 断面形状 擁壁高 掘削量 コンクリート量 概算工事費
(施工延長10mあたり)

7.0m 165.9
(7)
 116.6
(4)
3,136千円
7.5m 159.7
(8)
120.6
(2)
3,148千円
8.0m 159.7
(8)
124.1
(1)
3,255千円
5.5m 280.8
(4)
74.1
(6)
3,995千円
5.0m 311.9
(3)
65.6
(7)
4,037千円
4.5m 345.5
(2)
57.6
(8)
4,096千円
4.0m 381.2
(1)
50.1
(9)
4,120千円
6.0m 276.4
(5)
95.1
(5)
4,281千円
6.5m 274.3
(6)
118.6
(3)
4,559千円

※( )は数量の多い順位です。

擁壁高さと概算工事費一覧表
比較一覧表を作成するにあたり五大開発(株)「最適擁壁」を使用しました 。
 
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