今年も残すところ2か月余りとなりました。日々の業務に追われ、慌ただしい毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。今回は、少し息抜きになりそうな話題として、今年の「一家に1枚」シリーズをご紹介いたします。
「一家に1枚」シリーズは、科学技術に触れる機会を増やし、科学への興味や関心を高めることを目的として、文部科学省が科学技術週間にあわせて平成17年から制作している学習資料です。
第22弾となる今年のテーマは「身近な現象から知る地球 自然と生きる列島」です。略称は「一家に1枚 地球」で、防災科学技術研究所の「一家に1枚プロジェクトチーム」が企画・監修を担当しています。
令和8年は「海の日」が制定されてから30周年、「山の日」が制定されてから10周年に当たります。また、気候変動などによって自然災害のリスクが高まる中、地球上で発生する自然現象への理解を深めることを目的として、今回のテーマが選ばれました。
ポスターでは、地球内部のプレートの動きや水の循環、大気の動きなどを軸に、火山、地震、津波、雲、雨、雪、川、海、風、竜巻、台風、雷、虹、オーロラといった幅広い自然現象が取り上げられています。さらに、自然現象を捉えるための観測や実験、予測・対策など、科学技術との関わりについても紹介されています。
このポスターは全国の学校や科学館などで配布され、「科学技術週間」の公式サイトや科学技術広報財団のサイトで、A3判のPDFが無料公開されています。さらに特設サイトでは、ポスターの詳しい解説に加え、自然現象や防災への理解を深める観測・実験動画も公開されています。
そして、来年のテーマは、あらゆる生命や物質を構成する重要な元素であり、温室効果ガスの構成元素でもある炭素に着目した、「炭素 〜命と地球のすべてを形作る〜」に決定したと発表がありました。令和9年が「京都議定書」の採択から30周年を迎え、「GREEN×EXPO 2027」が開催されることも、選定の背景となっています。
科学技術週間のページでは、現在22のテーマに沿ったポスターが公開されており、過去のテーマも新しい知見を加えた改訂版が随時更新されています。業務の合間の息抜きに、ご興味のあるテーマもご覧になってみてはいかがでしょうか。
(出典:「科学技術週間」(文部科学省))
▽『学習資料「一家に1枚」身近な現象から知る地球 自然と生きる列島』(文部科学省)
https://www.bosai.go.jp/poster-earth/
https://www.bosai.go.jp/poster-earth/
参考リンク
▽『化学技術週間』(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/stw/series.html
https://www.mext.go.jp/stw/series.html
▽『令和9年度版学習資料「一家に1枚」テーマを決定しました』(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1421775_00004.html
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1421775_00004.html
▽『「一家に1枚」シリーズのご紹介〜今年のテーマは「量子と量子技術 量子コンピュータまでの100年!」〜』(いさぼうネット 令和7年11月27日)
https://isabou.net/Convenience/aviso/news_20251127.asp
https://isabou.net/Convenience/aviso/news_20251127.asp
