平成15年5月29日号
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はじめに、平成15年5月26日 18時24分頃宮城県沖を震源とする地震で
ケガをされた方々、不安な夜を過ごされた地方の皆様に御見舞い申し上げます。
今回の地震について、防災情報のページでは28日7時現在、以下のような被災
報告がされています。
・土砂崩れ51箇所(岩手47、宮城4)
・地滑り(宮城1)(国土交通省調べ:28日7時現在)
・がけ崩れ5箇所(岩手2、宮城3)(国土交通省調べ:28日7時現在)
▽防災情報のページ
http://www.bousai.go.jp/
今回の地震被害の特徴として、豪雨と一致したことでもないのに、特に小規模な
土砂崩れが非常に多かったことがあげられます。
これから梅雨時期でもあり、気象庁では特に地盤の緩んだ地域に対しては、
警報の基準を変更しました。十分な情報で十分な安全対策をとってください。
<気象庁資料抜粋>
・宮城県と岩手県では暫定的に大雨注意報・警報基準を引き下げて運用。
・地盤がかなり緩んでいるおそれがある地域
震度6弱を観測した地域 ・・・ 現行基準の6割
震度4以上5強以下を観測した地域 ・・・ 現行基準の8割
▽気象庁 「宮城県沖を震源とする地震に伴う大雨注意報・警報基準の暫定的
な変更について」
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0305/28b/keihou030528.pdf
今回は、このような災害時に役立つ工法として、落石、崖崩れ、雪崩、土石流
対策のための新しい工法、ジオロックウォール研究会の「ジオロックウォール」を
紹介します。
ジオロックウォールは、堤防型の補強土防護擁壁で、落石、崖崩れ、雪崩など
の走路と防護対象施設との間に設置する工法です。
提体の前面に衝撃エネルギー吸収機構をもたせてあり、提体全体の内部変形と
合わせ、大規模な衝撃エネルギーを吸収することができます。
NETIS(新技術情報提供システム)にも登録されています。
ぜひ一度資料請求してみてください。
▽詳しくはこちら「ジオロックウォール研究会」
https://isabou.net/sponsor/geo-rock-wall/index.asp
▽NETIS「ジオロックウォール」
http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp/NetisPub/NtDetail.asp?RegNo=HR-990009
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