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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成16年09月09日号
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☆ 台風時の風と雨、その強さが感覚的にわかりますか ☆
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台風18号は、多大な被害をもたらし、北方海上で温帯低気圧に変わりました。
台風15、16、18号と立て続けに上陸しており、被害に遭われた方には深くお見舞い
申し上げます。
今年は台風の上陸数が多く、台風18号で7件目となります。これは観測史上最多で
これまでは1990年、1993年に6件があるだけで、平均では年に2~3件ということです
から、今年が如何に多いかわかると思います。
台風時に限ったことではないですが、例えば顧客との打ち合わせ時に風雨が強まって
きました。そのような時顧客は、われわれ防災技術者に対して、「風速何mくらいの風か?」
とか「時間雨量何mmくらいの雨か?」などの問いかけをよくすると思います。このような
時即座に明確に答えることができますか?
ただ答えるだけでなく、「だいたい感覚的には・・・と覚えておくといいんですよ」という
ような対応ができれば、また顧客からの信頼もさらにアップするはずです。
いさぼうでは、今回「風速と感覚と被害」と「雨量と感覚と被害」のページを作りました。
例えば風速10m/sでは「樹木が激しく揺れ、電線などがぴゅうぴゅうと鳴る。雨傘が
壊される。」という感覚となります。
今回の台風18号では、広島で最大瞬間風速が60m/sを超えました。これらを
感覚的に表せば、「鉄塔が曲がることがある」風として表現できます。まさに常識では
理解できない領域です。
この機会に自らの感覚を整理しておいてはいかがでしょうか。
▼ “災害ミニ知識”ページはこちら
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