ＩＳＯと公共事業／いさぼうメールバックナンバー（2005年）

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　『いさぼう技術ニュース』　　　 http://isabou.net/　　平成17年06月23日号

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　いさぼうネット事務局のある金沢はまだ梅雨入りしていません。
仕事で東京に行くと金沢は晴れているのに東京は雨ばかりと一般的なイメージと
正反対になっています。今日の天気予報（気温）でも札幌が32゜で鹿児島が23゜と
「えっ逆だろ！」といいたくなるほど異常とも言える予報です。
このためか体調を崩す人が増えています。体調に十分に気をつけて業務を遂行して
いただきたいと思います。

　さて今回の技術メールの話題はISOです。建設業に限らず、全日本的にISO9001を
多くの会社が多くの苦労と経費を費やして取得し、また苦労して維持していると思います。
しかしその苦労して取得したメリットは？という長年の疑問が常にあったのではない
でしょうか。しかしこの疑問に１つの答えがでようとしています。

国土交通省では、公共工事へのISO9001適用の検討のため、平成6年度から各種
調査やパイロット工事を実施し、適用の効果や運用方針等について検討を進めてきました。
平成11年の発表では、公共工事にISO9001を適用することは、
　●公共工事の品質保証がシステムとして明確になる。
　●公共工事の品質に関する透明性が確保される。
とされていました。そして発注者、受注者が積極的に対応することを勧めてきました。

平成16年9月1日に「工事におけるＩＳＯ９００１認証取得を活用した監督業務等の
取扱いについて」という通達がでています。
この要点としては、従来は、発注者が検査で品質を管理していましたが、今後は
受発注者双方の立ち会いによる段階確認等の実施や請負者が品質確保に責任
を持つこと。さらに発注者はそれを確認すること。

要はISOを取得しているか否かで検査が異なるのです。さらに進めば受注のための
強烈な条件となることも考えられます。

いさぼうネットでも関連ページを整備したので是非確認してください。

▽ＩＳＯと公共事業
http://isabou.net/Convenience/Tool/iso/index.asp

▽内容
ISO9001とは
これまでの経緯
従来工事との比較
参考データ
　

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