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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成18年06月29日号
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「美しい山河を守る災害復旧基本方針」、御存知ですか。河川災害の復旧に対する
基本方針が書かれています。この基本方針が改正されました。
もともと河川災害復旧では安定性主体で考えられていました。しかし平成9年に、
「河川環境の整備と保全」を河川管理の目的に位置付けた河川法の改正が行われ、
すべての河川で多自然型川づくりを実施することとされました。
これに伴い平成10年6月に、「美しい山河を守る災害復旧基本方針」が策定され、
河川環境の保全に配慮した災害復旧を実施することとし、そのための基本事項を
示したのです。
今回の改正にでは、「提言『多自然川づくりへの展開』について(平成18年5月30日)」
の方向性を踏まえ、下記の課題を解消するため再編を行っています。
(1)被災原因を十分に理解していない。
(2)標準横断による計画・施工。
(3)過剰な対策と思われる施工。
(4)規格品の安易な使用。
(6)計画・施工の配慮不足。
そこで、本基本方針も全面改定されたわけです。
主な改正点としては、
(1)被災原因への対応及び従来の河川環境を復元・保全することが可能な工法を
適切に選定し、必要最小限の対策とすることを改めて基本的な考え方として記述した。
(2)コンクリートブロックを選定する場合は、個々の箇所における河川環境の保全・復元
の目的を明確にし、その上で最も適切と思われる工法を選定することを再認識する
ことを意図して、「環境保全型ブロック」という呼称を使用しないこととした。
(3)災害復旧の多くを占める中小河川の河川等災害復旧事業(単災)を念頭に
置き、現場技術者が使いやすい構成とするため、内容の重複を避け、主に以下を
割愛することで冊子の簡素化を図った。
・改良復旧編については河道計画の要素が多分にあることから、現在運用されて
いる「多自然型川づくりアドバイザー制度(平成17年10月25日運用開始)」等を
活用することとして、「基本方針」から除いた。
・追跡調査編についても同様に「多自然型川づくり実施状況調査・追跡調査要領」に
基づき実施することとして、「基本方針」から除いた。
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▽いさぼう通達業界ニュース
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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ここでは、今週の更新ページ(工法関連ページ以外)をお知らせします。
■『知取気亭主人の四方山話』 第157話「日本の敗退あれやこれや」
http://isabou.net/index.asp?jump=/refresh/yomoyama.asp
日本のワールドカップが終わった。4年前のあの興奮を再び味わうことなく、日本チームの
予選リーグ敗退でワールドカップドイツ大会への興味も半減してしまった。“おかげさまで”と
言っては嫌味になるが、心配していた寝不足になることもなく大会の半分が過ぎた。
それでもサッカーが本当に好きな人にとっては、これからが本番だ。下馬評の高い強豪チ
ームが順当に勝ち上り白熱したゲームが期待されているだけに、決勝トーナメントの試合を
楽しみにしていることだろう。ところが、私のようにロナウドやロナウジーニョ、あるいはベッカ
ムなど日本人選手以外では数えるほどしか名前と顔が一致しない“にわかサッカーファン”
にとっては、日本チームの敗退はワールドカップへの興味を半減させるに十分だ。
しかも、アジア勢で唯一決勝トーナメントへ進出するのではないかと期待していた韓国も敗
れ、イランとサウジアラビアを加えたアジアの出場4チーム全てが、予選リーグで姿を消した。
これも残念で仕方がない。しかしそれ以上に、「アジア地域は実力が劣る」と見なされ、アジ
アからの出場枠が削減されるのではないかと心配している。まだワールドカップの期間中だ
というのに、早くも次回(2010年、南アフリカ)からの枠削減が取り沙汰されているという(2006
年6月25日、朝日新聞朝刊)。杞憂に終わってほしいものだ ...
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