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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成18年10月19日号
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今週のいさぼう技術メールは、いさぼうネットの新連載コーナーとして、
「衝撃土砂対応の擁壁設計」が始まるという情報です。
いさぼうネットでは早くからこれらのことに注視しており、「ノウハウ情報
−土砂新法」で情報を提供してきましたが、本格導入に際して、これまでの
情報を整理し、また未公開だった情報を加え、連載コーナーとして立ち上げ
ることとなりました。
皆様既に御存知の通り、急傾斜事業では、崩壊土砂による衝撃力と崩壊土砂
量を考慮した擁壁の安定計算が行われるようになっています。
これは、国土交通省告示第332号によって、建築物又はその地上部分に作用
すると想定される力の大きさを算出する式を定めたことから、急傾斜事業に
おいても、斜面崩壊によって構造物に作用する外力として適用したためです。
従来では、擁壁に作用する外力として、土圧や地震時の慣性力を相手にして
いましたが、衝撃力が加わる事によって、擁壁の形状が基本的に大きくなり
ます。
しかしながら本設計手法を設計・施工に考慮するのは全国的にかなりの温度
差があるようです。比較的細かな設計手法の差はもとより、衝撃力を考慮し
た設計手法そのものの取り入れにも差があり、平成16年から取り入れた自治
体もあれば、いまだ手探り状態のところもあるようです。
現状では、18年度の新規事業から適用する自治体が多いようです。この点の
情報は第１話の中で現時点の情報としてまとめています。
初回公開する話は以下の２話です。
■第1話：急傾斜の擁壁形状が変わる！
実施簡単な説明と独自の調査による全国の実施状況を記載しています。
全国地図による状況については、随時、更新していきます。
■第2話：衝撃力を低下させる手法
皆さんすでに、実施されていると思いますが、衝撃力を低下させる手法
(一例)を記載してあります。
全国的に衝撃土砂対応の擁壁設計については情報が混迷しつつあります。
その中でこのコーナーが交通整理の一端を担えれば光栄であります。
いさぼう特集アーカイブス − 「衝撃土砂対応の擁壁設計」
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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ここでは、今週の更新ページ（工法関連以外）をお知らせします。
■【企画書・提案書を書くヒント】
□ Story14. 「明暗」
誰に提出する提案」なのか、という発想をやめ、「誰のためにする提案」なのかを考えてみる
のも新しいアイデアが生まれるヒントとなります・・・
□ Story15. 「日頃の思考01」
私が提案書・企画書を書く場合に必要としているのは、経験であったり、キーワードであった
りしますが、大切なのは「今起こっていることをどう論理つけるのか」を正誤関係なく、考え続
けることだと思います・・・
■【便利ツール】
− 「魚がのぼりやすい川づくりの手引き」公開
河道の直線化やコンクリート化などに代表される効率性を重視した治水対策は、一刻も早く
安全に洪水を海に流すことを目的としたものです。一方これらの流れは必ずしも自然環境に
配慮した対応を取っているとはいえず、近年、河川における生物の生息・生育環境を悪化さ
せています ...
■【知取気亭主人の四方山話】
− 第173話 「感性を蘇らせろ、そしてイメージせよ」
最近、悩んでいることがある。日増しに増える抜け毛のことでも、前話で打ち明けた「長命
病」を患っている悩みでもない。私としては珍しく、至極真面目なことで悩んでいる。長い年
月をかけて学んできた熟年のノウハウ、それが仕事であったり人生そのものであったりする
わけだが、「そのノウハウをどのようにして若い人達に伝えていくか」という、これまでの私か
らは想像も出来ないようなことで真剣に悩んでいるのだ。もっとも、「伝えていく価値のあるノ
ウハウを持ち合わせているのか？」という根本的なところでは悩んでいないから不思議なの
だが ... つづきはコチラ
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