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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成21年11月26日号
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★ どうなるダム、どうなる土木 ★
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民主党に政権移動後、特に国土交通省の事業の動向に注目が集まっていま
す。世間の目と我々のように土木を生業としている技術者の目は明らかに異
なると思いますが、今回のいさぼうニュースでは気になるニュースを2つ紹
介します。
1つ目のニュースは、注目されていた10年度予算:国交省の個別事業概算
要求(熊本県関連分)が19日、九州地方整備局で発表されています。
これを見ると、全般的に道路事業は減額が多く、一方河川事業は今年度並み
が多かったようです。
例えば注目の川辺川ダム関連は、五木村再建事業などが「未定」。国道な
どの道路事業は、今年度当初予算に比べ大きく減額される見込みの個所が目
立ったようです。また河川事業は、今年度並み予算額の事業が多かったよう
ですが、ダム事業では川辺川ダム、立野ダム、七滝ダムともに予算額、事業
概要ともに記載がありませんでした。
一方その他、道路事業では、「国道57号阿蘇大津道路」が「事業休止」、
九州横断自動車道延岡線の嘉島−矢部間は大幅の減額となったようです。
この流れは全国的にも同一と考えることが出来、技術者としても何の技術
取得を目指すか−の領域に関係してくると言えます。
またもう1つのニュースは、ダム建設に関しての前原誠司国土交通相の発言
です。
前原誠司国土交通相は20日の閣議後会見で、全国143ダム事業の再検証
・見直し作業を行う「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」を12月
3日に発足すると発表しました。
前原国交相は19日の参院国土交通委員会における、自民党の質問に対する
答弁の中で、「河川整備のあり方の検討会をつくらせていただく」と表明。
さらに「制約要因の中で、国民の生命や財産を守るための良い施策をどういう
基準によってつくることができるか、専門家にお願いして、基準をつくる」と
述べ、今後は新たな基準に沿って河川整備に取り組んでいく方針を示していま
した。
またさらに「すべての洪水、大雨、台風をダムや堤防で押し込めていくと
いうことは、謙虚さに欠ける。すべての被害をゼロにすることはできない」
との認識を示すとともに、現行河川法では、河川整備基本方針や河川整備計画
により、洪水時のピーク流量などを規定しているが、こうした前提についても
抜本的に再検証し、新たな基準を設ける方向も示しています。
今後の河川行政は大きく変わる可能性があり、技術者としても求められる
技術そのものが変化してくることが考えられます。
しかし現実的な技術論としては、新たな技術を取得することは簡単では
なく、対応に問題が出そうです。
詳しくは下記ページで
▽いさぼう便利ツール 「どうなるダム、どうなる土木」
http://isabou.net/Convenience/tool/index.asp
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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■【ためになる現場話】 − 第50話 「日本の土木技術の始まり」
http://isabou.net/KnowHow/genba/index.asp
土木技術とは一口に言ったら何であろうか? 英語のcivil engineeringの訳
という話もあるが、要は自然を人間の生活のためにアレンジする作業の事で
はあるまいか。一昔前に「自然改造」と言う言葉が流行った事があり...
■【知取気亭主人の四方山話】−第334話 「記念日」
http://isabou.net/refresh/yomoyama.asp
のっけから私事で恐縮だが、我々夫婦は今年で結婚30周年を迎えた。もう30
年、早いものだ。振り返ってみれば、"山あり谷あり"の30年だった。「谷ば
かり!」ではなくて本当に良かった、と思っている...
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