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『いさぼう技術ニュース』 平成26年3月6日号
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★ 維持点検の時代へ 「流れは一気か」 ★
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昨年道路法、河川法などが改正され、管理者には、点検の徹底を通じて管理
施設や工作物を良好な状態に保つことが義務付けられました。
これに伴い「道路ストック総点検」などが既に行われていますが、その先に
は何があるか?
今、急速に土木の方向性が変わろうとしています。
●70万道路橋・1万本のトンネルを全数監視へ ―――――――――――
国土交通省は、延長2m以上の約70万橋梁と、約1万本の全トンネルについて、
5年に1回の近接目視を基本とする点検を義務付けることを提言しています。
延長2m以上の道路橋は約70万橋あり、このうち約48万を市町村、約18万を
都道府県・政令市、約2.7万を国、約1.6万を高速道路会社が管理中。
トンネルは全国に約1万本存在し、都道府県・政令市が約5100本、市町村が
約2300本、高速道路会社が約1800本、国が約1400本を管理しています。
省令・告示で定期点検を規定し、構造物の健全性を4段階に区分します。
点検は、必要な知識と技能を持った者が、近接目視により5年に1回の頻度
を基本に実施します。必要に応じ触診や打音といった非破壊検査なども併用
します。健全性は「健全」「予防保全段階」「早期措置段階」「緊急措置
段階」のいずれかに分類します。
●国交省河川堤防点検評価業務委託へ ――――――――――――――
国土交通省は、民間を活用する河川堤防などの点検評価業務の初弾試行案件
を公告しました。
日常の状況把握や定期点検を経て、老朽化が進む施設の維持管理を効率的・
効果的に実施する対策案や優先順位の検討などを行います。
2014年度に実施する試行業務は、各地方整備局で1〜2件を想定しています。
業務で対象とするのは、河川の堤防や樋門、樋管などで老朽化したこれら
施設、工作物を適切に維持管理するため、点検などを通じて、損傷の程度や
原因、損傷が進行する可能性や河川管理に及ぼす影響を把握し、新たな技術
を取り入れたコスト低減策など、民間の知恵を生かした対策を提案してもらう。
●日本工営、トノックスと提携しインフラ維持管理強化 ―――――――
大手コンサルの日本工営が、トンネルや橋梁など既設インフラの維持管理
分野で、事業拡大に向けた取り組みを強化しています。
トンネルの維持管理で業務量の増大が見込まれる覆工表面点検で、特装
車両の開発・製作などを手掛けるトノックス(神奈川県平塚市、殿内荘太郎
社長)と提携。車両搭載型レーザー計測技術の高度化を進めます。
社内体制ではインフラの維持管理にハード・ソフト両面で対応する新組織
を近く設置し、同分野の業務領域を行政支援まで広げたい考えのようです。
土木の世界ではアベノミクスの効用で、現在は仕事があふれる状態になって
います。技術者としては"こなし"でいっぱいいっぱいだと思いますが、中期
計画・長期計画として、維持管理の話は欠くことの出来ない領域であり、
会社としても、また技術者としても早急に考えることが必要です。
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■【講習会情報】
『関東支部10周年記念ミニ展示会』開催のご案内
[開 催 日]:2014年3月8日(土)〜 3月14日(金)10:00〜17:00
(3月8日(土)は14:00〜17:00)
[開催場所]:新宿西口郵便局
(〒163-8799 東京都新宿区西新宿1-8-8)
[主 催]:地盤工学会関東支部10周年記念事業委員会
詳細はこちら
http://isabou.net/sponsor/jiban/hp_201403kanto.asp
■【知取気亭主人の四方山話】− 第556話「ヒーローの苦悩」
先日、私のヒーローがこの世を去った。彼と直接顔を合わせたことは唯の
一度も無かったのだが、その驚くほど逞しい生命力に憧れと尊敬の念を抱き、
1年程前から密かに私のヒーローとさせてもらっていた...
http://isabou.net/refresh/yomoyama.asp
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