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              ★　ＪＦＥのネジ継手が変わりました。　→　ＪＦＥネジール　★
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　地震が発生して困ることの一つとして広域的に基準点が動くということがあります。
今回の福岡県西方沖地震でも博多湾周辺の電子基準点が大きく変動しました。
国土地理院は，地震で変動したこれらの電子基準点の測量成果（座標値）を，地震後の
観測データを基に改定し，4月18日に公開しています。これでようやく地震災害の復旧
に，測量の基準として利用できるようになったわけです。

　一方新潟県では復旧に向けての調査・解析・設計事業が急ピッチで進んでいます。被災
斜面の多くが軟弱な土質条件であったことから、ちょっと規模の大きい現場ではやはり抑止
杭工が有効な工法となることは間違いないところです。

　被災斜面に鋼管杭工を適用しようとした場合、災害の規模や搬入道路状況の悪さを考えると
杭が継杭となり、継手の施工性の善し悪しによって現場の工程が大きく前後します。

　このような中で今回JFEスチール（株）さんが、これまで販売していたネジール・
メカネジを改良し、新たにねじ継手「JFEネジール」を発売しました。この「JFEネ
ジール」は、『財団法人 砂防・地すべり技術センター』の建設技術審査証明を取得
しています。

　この「JFEネジール」の特長は、ねじ継手部の耐力は曲げ、剪断、引張、圧縮とも
杭本体と同等以上で、溶接などと比べて現場作業員の技量や経験に左右されません。
継手施工には特殊な技術や機械も不要で、無論多少の風雨でも施工が可能です。

　接続作業は極めて簡単です。回転バンド等を用いて上杭を約1回転することにより
容易に接続が行え、特殊な技能や機材は不要です。接続に要する時間は杭の寸法・施
工時の気象状況にかかわらず15分〜30分程度ですむため工期短縮が可能です。

　さらに接続完了は、上・下杭のねじ継手突き合わせ部の隙間（2mm以下）を確認す
るだけで済み、X線やカラーチェックなど、現場での品質検査が不要です。

　防災技術者なら是非頭に入れておきたい工法です。まだ資料をお持ちでないなら、
是非1度アクセスし、資料請求していただきたいと思います。
　なお、「JFEネジール」発売に伴って価格も改定されています。こちらもお問い合
わせください。

▽詳しくはこちら　「ＪＦＥネジール」 ＪＦＥスチール株式会社
http://isabou.net/jfe-steel/