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  『いさぼう工法ニュース』  http://isabou.net/  平成17年08月23号

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      ★    湧水の多い場所での急勾配盛土、適用できる工法とは?    ★
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 この時期になると毎年「水不足」が問題となります。今年も現在、一級水系
109水系のうち、9水系で取水制限を実施しています。中部地方や四国地方、
特に吉野川水系の早明浦ダムは最近のニュースでも良く出てきていると思います。

 そしてこの傾向は年々強くなるように感じられ、結局生活に必要な適度な
降雨が足りないのです。これは植生にとっても重要なことで、保水性の悪い
構造での緑化工は、たとえそれが基準にあった計画であっても枯れてしまうことも
多いようです。

 今回はそのような状況でも確実な緑化が期待できる みどり再生協会さんの
「階段植生工」を紹介いたします。

 この工法は、階段ユニットを設置することによって階段状の良好な生育環境を
造り出します。そしてこの階段状の構造がなかなか優れものなのです。

 まず最も特筆すべきは、この階段構造により、急傾斜地(1:0.6以上)の
モルタル吹付面や岩盤法面にも適用が可能ということです。さらに植生基盤が
保持されるので、初期段階から低木の木本植物が導入できるのです。
この場合落ち葉等の堆積による自然循環で、土壌の永続性が図れ、確かな植生が
得られるのです。

 その他にも階段状であるため、流水の浸食を防ぐことができます。また豪雪地では
積雪による植物への被害を押え、雪による保温効果で凍害を防止します。

 さらに吹付及び投入による施工が可能で、植生基盤に現地発生土を利用することが
可能なのです。

 このように階段ユニットという材料を用い、階段状の構造を造ることでいろいろな
メリットが生じてくる・・・それが階段植生工です。

 この工法の資料をまだもたれていない方は、是非一度ページにアクセスしていただき、
資料を請求してもらいたいと思います。

▽みどり再生協会さんの「階段植生工」のページはこちら
http://isabou.net/index.asp?jump=/sponsor/midori-saisei/index.asp


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