平成17年12月13日
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★重量5tのコンクリート塊が、高さ30mから自由落下してきたら、その衝撃力は・・・★
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土木設計をする場合、設計条件とできあがり構造物のイメージは一致していますか?
かっての設計者に求められたのは、土圧公式によって導き出す土圧とか、指針によって
決定されている載荷重とか、いわゆる静的な検討が多く、実際の現場のイメージを持た
なくても設計はできました。
しかし近年、衝撃土砂荷重とか落石エネルギーとか、実際に破壊するイメージがないと
妥当な設計ができなくなってきています。ただ土砂崩壊とか落石の生の現象は滅多に
見れるものではありません。無論メーカーなどでも机上ではわかりません。そこでメーカー
は現場実験をします。
これまでにも国やメーカーは様々な現場実験を行ってきていました。ただそれらの貴重な
映像などは非公開という立場が多かったようです。しかし近年それらの貴重な映像を
積極的に公開してくれるメーカーがでてきています。
今回紹介するのは正に日頃見ることのできない規模の落石実験の映像です。
日本サミコン(株)さんでは、ロックキーパーの大規模な実物実証実験を行いました。どんなこと
を行ったかというと、大きなクレーンを使用し、重さ1t〜5tのコンクリート塊を高さ30m以上の
ところから自由落下させ、ロックキーパーに衝突させる実験です。
今回実施した最大5t×30mの条件は、エネルギー計算では1500KJに相当し、落石としては
比較的大規模な状況といえます。
実験映像を見ると、5t×30mのコンクリート塊の衝突は、予想以上に迫力があり、衝突した
瞬間は構造物全体が大きく揺れ、一部の部材は剥離しつつも、機能的には損失していない
ことが見て取れます。
ここで映像の補足説明ですが、5t×30mの実験時に、左端部材の衝突時の移動が見られます。
しかしこれは、実験用に独立した部材を設置したためであり、実際の施工現場ではPC鋼材に
より全ての部材が一体化されるため部材間が乖離することはないということです。
1500KJの衝撃力が感覚的に理解できますか?是非この期に映像で確認し、そのイメージを
持って、設計技術に上乗せして頂きたいと思います。
またこの期に日本サミコン(株)さん保有の対策工法の必要資料などを揃えておくことを
お勧めします。
▽詳しくはこちら 「日本サミコン(株)さん」さんのページ
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