【コスト縮減に簡易吹付法枠工『イージーシェルフ工法』】全国法面防災協会

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　『いさぼう工法ニュース』　令和6年7月30日号
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　　　　　　　　　★ コスト縮減に簡易吹付法枠工 ★　　　　　　　　

　　　　　　　　　　『 イージーシェルフ工法 』　　　　　　　　　　

　　　　　 　≪ 国土交通省NETIS登録No：KK-160021-VE ≫　　　　

　　　　　　　　　 ～ カタログダウンロード公開中 ～　　　　　　　
　　　　　　　　　
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 今回は、緑の斜面の創作と防災を目的とする簡易吹付法枠工、全国法面防災
協会の「イージーシェルフ工法」を紹介します。

 2016年にNETIS登録された「イージーシェルフ工法（KK-160021-VE）」は、
法面の降雨や風化などによる小崩落や浸食を防止し、また枠内の緑化基盤材
の安定と生育を助けることができるので、一般的なのり面保護工としての
役割があります。

 自然斜面や切土斜面の崩壊やすべりに対する安定対策を行う場合、鉄筋補強
土工などと併用させることで、樹木や表土をできるだけ残すことができます。

 荒廃した斜面を緑化で復元することができ、枠は自在性と施工性に富んでい
るので、緑の空間を残したり復元が可能となります。

【特長】
（1）枠は現場打ち吹付枠とし、枠の骨組みは鉄筋と鉄製固定具(グラスタン
  　ド)だけを使用するので、施工性が良く従来の吹付枠工と比べ、工期が
  　短縮されます。

（2）自在性に富むので、既存の樹木や植物の育成基盤となる有機質表土を、
  　できるだけ残すことができます。

（3）多少の凸凹がある場合でも吹付枠と地山が密着するので、表面浸食に対
  　する抵抗が高まります。

（4）逆巻き施工が可能です。

（5）経済性に優れています。

（6）固定具(グラスタンド)を用いることにより、鉄筋位置をより確実に保持
  　します。

（7）標準スパンに限らず、多種の枠スパンの設計が可能です。


 昨今頻繁に発生する線状降水帯は各地で大きな被害をもたらしております。
大雨等の浸透水によるすべり崩壊の対策として、盛土法面での施工事例も
多くなっております。

 また、鉄筋4本使いの簡易法枠がリリースされました。
今までの簡易吹付法枠はF150程度の法枠工と同程度の強度だったのが
4本タイプの簡易吹付法枠は法枠工200タイプと300タイプの中間に位置する
程度の抑制効果があります。4本タイプの交点にはロックボルトを打設するこ
とも可能となっており、幅広い現場条件に対応することが出来る工法となって
おります。

 その他にも、吹き付けモルタルのクラック抑制とその補強を目的とした短繊
維「イージーファイバー」や、植生シートと養生マットが一体となった枠内
植生マット「イージーマット」、吹付用補助金網「グラスカート」の情報も
あります。

「ダウンロード」コーナーでは、カタログを掲載しておりますので、
ぜひページから確認されますことをおすすめいたします。

▽詳しくはこちら　「イージーシェルフ工法」（全国法面防災協会）
https://isabou.net/sponsor/norimen/