今回は、OSの話です。
パソコンでは、WindowsやMacOSがあるように、スマートフォンにもOSがあります。
「Android(アンドロイド)」や「iOS(アイオーエス)」、「Windows RT」と名前をよく聞きます。
「Android」はGoogle社が、「iOS」アップル社が開発したOSです。「Windows RT」は、「Windows8」のタブレット版といった感じです。
最大の違いは「iOS」がiPhoneやiPadなどアップル製品のみに採用されているのに対し、「Android」を採用したスマートフォンやタブレットは、複数のメーカーからリリースされているということです。
「iOS」のiPhoneやiPadは、OSもハードウェアも同じアップルが開発しているため、操作がシンプルでわかりやすく、使いやすいというメリットがあります。
これに対して「Android」を採用したスマートフォンやタブレットには、メーカーごとに異なるデザインや機能を選べるというメリットがあります。
たとえば防水や防塵、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信といった機能は、「Android」を採用するスマートフォン&タブレットにしかないものです。
またホーム画面のデザインや文字入力ソフトを自由に変えられるなど、自分好みにカスタマイズしやすいのも、「Android」の特徴のひとつになっています。
■アプリ
「Android」も「iOS」も、それぞれ専用のマーケットからアプリを入手することで、いろんな機能やサービスを利用できるしくみになっています。
また、アプリストアでは書籍や映画などのコンテンツを購入することも可能です。
最後に「Windows RT」と「Windows 8」の違いですが、「Windows 8」はパソコンと同じOSなので、パソコンのソフトがそのまま使えまるのに対し、「Windows RT」は「iOS」や「Andorid」と同じく、専用のアプリストアから入手したアプリしか使用できません。
「Windows 8」ではこれまでWindowsパソコンで使用してきたソフトが生かせますが、「Windows RT」では生かせないというのが、両者の大きな違いになります。
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Andorid |
iOS |
Windows RT |
開発元 |
Google |
アップル |
マイクロソフト |
主なメリット |
異なるデザインや機能を選べる |
操作がシンプルでわかりやすい |
Officeソフトに強み |
アプリストア |
Google Play そのほかにもあり |
App Store |
Windows ストア |
<スマホとタブレット特集> 第1回 スマホとタブレットの違い
第2回 「Android」or「iOS」ときどき「Windows RT」
第3回 購入時のポイント
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