■現在市販されている3次元安定計算ソフト■
3次元安定解析は、手計算では難しいですし、いい解析もできません。したがって専用のソフトが必要となります。
皆さん3次元安定解析で何が大変だと思いますか?それはもちろんデータ造りです。例えば、今まで2次元では主断面の50点で解析していたデータが、3次元では50×50=2500点のデータ入力が必要となるのです。したがってこの入力(データ造り)をソフトがどこまでサポートしてくれるかが、「使えるソフト」の基準となります。
ここではまず現在市販されている「3次元安定計算ソフト」を紹介します。
会社 |
製品名 |
内容 |
価格 |
太田ジオリサーチ |
System 1-α |
解析ソフト+ポストプロセッサ。入力補助なし。 |
356,000 |
System 1-β |
解析ソフト+ポストプロセッサ。入力補助なし。 |
586,000 |
System 2 |
CADデータ作成で細かな形状を入力後自動取込機能でデータ一括作成。 |
1,800,000 |
フォーラムエイト |
LEM |
複数の平行な縦断による入力。地すべり形状を表現しづらい。 |
300,000 |
五大開発 |
SSA_3D |
縦横断入力、平面形状入力で地すべり形状を表現。その後自動曲面生成機能でデータ一括作成。 |
290,000 |
日本綜合システム |
対応製品無し |
富士通FIP |
対応製品無し |
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