石灰岩

■鑑定のポイント■

 ・すべすべ ・軟らかい ・グレーでちょっと透明感?

■説明■

軟らかいため石は丸い形をしていることが多く、石の表面は粉をまぶしたように白くてすべすべしています。石をよく見ると、白地に灰色の不規則な脈が入り、地のところよりも白い色をした斑点があるのがわかります。小石をみがくと、表面はつるつるになって、脈や斑点と地の色のちがいがはっきりします。

この石は暖かい浅い海(現在でもサンゴが生育しているのは陸地あるいは海底火山の周辺の浅い海)でサンゴなど石灰質の骨格を持つ生物がコロニーをつくっていたのが固まってできたものです。生物の軟体部分は分解してしまって、骨格だけが残り、さらに再結晶して粗い粒の方解石(炭酸カルシウム)になっています。方解石は爪でひっかいても傷がつかず、逆に爪をひっかくと爪に傷がつきます。しかも割れやすいのでほかの小石とぶつかるたびにすりへったり、割れたりして小さくなり、全体として小石はすべすべしています。また、方解石は炭酸ガスを含んだ水に溶けるので、石灰岩の小石はだんだん小さくなっていきます。純粋な方解石は無色で透けて見えますが、炭質物や泥が混じっていると黒ずんだり、赤く見えたりします。


 

Copyright(C) 2002- ISABOU.NET All rights reserved.