G社のS氏は本業は調査屋。施工管理者が足りない時だけ、過去に2回のアンカー施工経験がある。
一方で、アンカーの配置や基本試験の解釈などで、施主から意見を求められることが多い。
会社からは、知識向上と、資格重視となってきた世情から「グラウンドアンカー施工士」の資格をとをとることを命じられた。
S氏はアンカーの施工に関しては素人ではないにしても専門用語など知らない部分も多い。基本的には「グラウンドアンカー施工のための手引書」を記憶すればいいと言うが、読むと5分で眠くなる。良い試験参考書がないかと探したが、当然本屋にはない。そんな中で見つけたのが「いさぼうネット」の資格ゲッター。インターネットで毎日アンカー施工士の問題を解くことができる。また過去問にチャレンジすることもできる。
机にすわり昨年度の問題を解いてみる。正解率は・・・40%。やはり施工はよくわからない。
合格は、というと最低でも60%は必要らしい。それではということで、仕方なしにこのコーナーで勉強することにした。
しかし、初日こそ問題にチャレンジしてみたものの、よく費は現場。現場にでる日はほとんどできない。そうこうしているうちに入会しただけでほとんど勉強しない日々が過ぎていった。
そんなある日、いさぼうからメールが来た。「試験日まであと2ヶ月ですよ」
うわぁ〜、弱ったなあ、と現場で弁当を食べながら考えていた。昼休み最近変えたスマホでインターネットを見ようとしたとき、なんとはなしにでいさぼうネットにアクセスしてみた。
おっ、パソコンでなくても結構見えるじゃない。スマホはすごいなぁ〜。
さらに勉強コーナーにアクセスすると、1日1問がある。解いてみた。答えるのに2分とかからなかった。なんだ勉強できるじゃない。
時間と心の余裕があるときは「まとめて勉強コーナー」で10問、20問とチャレンジする。20問になると結構きつい!
それ以後、移動中やお昼休み、場合によっては家に帰ってからなど、片っ端から問題にチャレンジした。都合の良い時にアクセスするため、不思議と苦にならなかった。
1ヶ月後正答率は60%くらいになっていた。確実に合格するには・・・ということで1日1問だけでなく、「まとめて勉強コーナー」を意識的に増やした。
2ヶ月後試験直前には正答率は80%くらいまで上がっていた。
試験前日。東京に移動。移動中も勉強、勉強。本を読むと眠たくなるのに、スマホだとならない。ゲームのような感覚のせいか?
試験会場でもスマホ。他から見たら遊んでいるように見えるんだろうな。
いよいよ試験。解ける。解ける。自己採点では90%くらい取れたような気がする。
そして合格発表、ホームページに受験番号と名前があった。よかったー。今回は本でなく、スマホを使うことによって飽きずに勉強できた。本当におすすめですよ。欲を言うなら1日1問をメールで送ってもらい、1タッチで問題まで行ければ・・・最強ですね。
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