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先日,ノーベル賞の受賞者が発表され、AIの研究者がノーベル化学賞とノーベル物理学賞を受賞しました。従来、これらの賞は、各分野の専門家から、人類に最大の貢献をした人に贈られていましたが、AIの研究者が受賞したことで世界中の研究者が驚きました。...
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前回は、建設工事事故データベース[1]に関して、コード表に種類が記載されている項目に絞って分析をしました。今回は、自由記述となっている「事故に至る経緯と事故の状況」の文章について分析してみようと思います...
いさぼうネットのメールマガジン(2月15日付)でもお伝えしたように、今年の2月2日に,国土交通省から建設工事事故データベース[1]が公開されました。この建設工事事故データベースを数回に渡って分析してみようと思います。本来は、分析前に目的を細かく設定する必要がありますが、今回は事故の傾向をザックリと確認することを目的とします。...
2023年に入ってから、ニュースやネット記事で「chatGPT」という単語を目にするようになったのではないでしょうか? 私自身、研究のためにプログラムを作成するのですが、chatGPTの登場以降、真っ新なファイルからプログラムを作成することがなくなりました。...
前回の記事から4年ほど経過してしまいましたが、「社会を支える人工知能」が復活します。復活後は2〜3ヶ月間隔でコラムを書いていきますので、お付き合いいただければと思います。 この4年間で、人工知能(AI)技術は非常に発展しました。土木分野におけるAIの活用事例も、かなり多くなったと感じています。国土交通省もAI活用に本腰を入れ始め、土木系学会でもAI活用に関する発表が多くなりました。...
今回は、2019年度砂防学会研究発表会(5月21日〜22日開催)と2019年度人工知能学会全国大会(6月4日〜7日開催)で発表された人工知能を活用した取り組みについて調査してみました。 まずは、砂防学会研究発表会からです。こちらでは7件ほどの発表がありました(表1)。砂防分野の学会であるため、土砂や地形などに対する人工知能の活用した発表が多いです。平成29年7月九州北部豪雨で問題となったためか、流木に対する発表もあります。また、人工知能を用いた基準値設定や危険度評価も注目するべき点だと思います。...
以前に、「土木分野における人工知能を活用した取り組み」と題した記事を掲載しました。この記事から1年程経ち、「土木学会全国大会で見るAIを使った研究の動向」で紹介したように、人工知能の活用が土木分野で活発になってきました。 そこで、入札ウォッチネットで2018年4月1日〜2019年2月26日を対象とした人工知能を活用する業務を調査してみました。調査は、前回と同様の「人工知能」と「深層学習」で全文検索しました。...
ディープラーニング(深層学習)の登場により、画像分類ではAIが人間を超えたと言われています。しかしながら、何を根拠に画像を分類したのかは不明でした。近年、このブラックボックスを解明するための研究が行われています。 今回は、画像分類の根拠を可視化する研究について紹介させていただこうと思います。...
8月29日から31日にかけて、土木学会平成30年度全国大会 第73回年次学術講演会が開催されました、今年度は、例年に比べてAIを活用した研究が多く見受けられました。 筆者もAIを用いた地すべり地形認識に関する研究を発表させていただきました。 今回は、AIを活用した研究が年次学術講演会でどの程度増加したのかを調査してみました。...
下図は、「知取気亭主人の四方山話」の784記事における名詞の出現頻度をワードクラウドで表現したものです。 文字サイズが大きい名詞は出現頻度が高く、小さいものは低いことを示しています。 このようにテキストを対象とした分析は一般的にテキストマイニングと呼ばれています。 今回は、AI技術を用いて、15年に渡って連載されている「知取気亭主人の四方山話」の記事をテキストマイニングしてみようと思います。...
今回は、面白いAIのサービスを2つ紹介させていただこうと思います。この2つは、ユーザ登録も不要で画像をアップロードするだけで簡単に利用できるサービスです。 1つ目は、マイクロソフト社が公開しているCaptionBotというサービスです。 これは、アップロードした画像をAIが解析して、その画像のキャプションを生成するサービスです。 現在は英語と中国語のみ対応となっているみたいです。 試しに、いさぼうネット内の画像で試してみました。 出力のキャプションとして英語であるため、日本語に変換するためにGoogle翻訳(https://translate.google.co.jp)を利用しました。 この翻訳でもAIが利用されています。...
今回は、2つのAIが共に成長していく風変わりなAI技術を紹介しようと思います。また、このAI技術で2つの事例を試してみたので、こちらも紹介させていただこうと思います。 さて、2つのAIが切磋琢磨して成長していくとはどういうことでしょう? 分かりやすくするために、今回登場する2つのAIに「生成AI」と「識別AI」と名前を付けましょう。生成AIは入力されたデータに対応するデータを作成します。例えば、同一場所の航空写真と地図、何かしら画像の白黒画像とカラー画像などです。識別AIは2つのデータを受け取り、それらが対応しているか否か判定します。...
これまでに人工知能の技術的な事柄を紹介してきましたが、今回は技術的なお話ではなく、人工知能を活用する業務の発注状況についてお伝えしようと思います。 土木分野においても人工知能を活用する研究が民間企業、学術機関や研究機関で盛んに行われています。例えば、コンクリート画像からのひび割れ自動検出や打音検査の危険度分類などがあります。 現状として人工知能の活用は研究段階ですが、国や自治体からの人工知能を活用する業務はどの程度あるのでしょう?...
前回に続き、今回も知取気亭主人さんの記事を利用した文章作成についてお伝えさせていただこうと思います。 前回から2ヶ月間、AI知取気亭主人を成長させるために人工知能のパラメータを変えたり、学習方法を変えたりと試行錯誤しましたが、結果的には前回より成長させることができませんでした。 その試行錯誤した一例をお伝えしようと思います。前回の学習では文字の並びを学習させて、人工知能が次に来る1文字を考えて書いていました。これを応用して、文字単位ではなく単語単位で行えば、上手くいくのではないかと考え、試してみました。具体的には、人工知能のプログラムは同じであり、学習データの与え方を文字の並びから単語の並びに変更しただけです。...
突然ですが、以下の文章を御覧ください。 ヒトは、見たことも経験したこともない遥からことは無い、、最高のそうしいは、何のとがある。方も106年だ。そして、「何とな気がする。そのものであった。そして、「あまり大きな気がするという。、いずれ、その上に今年に、日本的につめていたのかあまりの生物は、一度、私の、も、「大きくなる」と言えば、"んで、しかしないようなまう、またとあったともらいている。我々の一度をするから、やはり最も、スーベル性にはいがたのだが、それは、一年になり、「日本人は“まさかに大る」というマーなどは、リットトのスイタドが子供に10年になってきた日本のようなことない。さらには、そのままだが、そして、手表をお出来ることもありない。その気になったことがある。その中に、思い出したのである。どちらが、そのまま代わることが、1973年間を発表した。205年が大きくなる、自然の「“一日」にとっては、そしてのように高くなる。今年、時々と、これにもない。また、いつまでもいい事が この文章ですが、筆者が寝ぼけ眼で書いたものではありません。そして、決して酔っ払って書いたものでもありません...
前回は、機械学習の「教師あり学習」についてお伝えしました。 今回は機械学習の「教師なし学習」を紹介させていただこうと思います。 図1は「教師あり学習」と「教師なし学習」の違いを示しています。 「教師あり学習」は、前回説明したように、人工知能から得られた結果と正しい結果の誤差を元に人工知能内のパラメータを更新することで学習を行います。 一方、「教師なし学習」では正しい結果との比較はせず、入力データのみで学習を行います...
今回は、人工知能の機械学習(マシンラーニング)とそれによる予測について紹介させていただこうと思います。 機械学習には教師あり学習や教師なし学習など幾つかの手法がありますが、今回は教師あり学習に焦点を当てます。 教師あり学習は、入力データを与えて人工知能に得られた結果とその入力データの正しい結果を比較して、その比較から得られた誤差を元に人工知能内部のパラメータを更新します...
今回は、実際にディープラーニングによる画像認識を試してみましたので、その紹介をさせていただこうと思います。 筆者にとってディープラーニングは初めて触れるため、NVIDIA社のDIGITS[2]というディープラーニング用のフレームワークを利用して、数字認識[3]と車両認識[4]をチュートリアルに沿って試してみました ...
前回は人工知能(AI)の歴史と近年の成果についてお伝えしました。 今回は、人工知能についてもう少し掘り下げた内容をお伝えしようと思います。 人工知能には多くの種類があります。 Microsoft社が提供する人工知能サービス[1]の分類がその種類を上手く表しているため、表1で紹介します...
これまでCPUの進化についてお伝えしましたが、しはらくの間、最近よく耳にする人工知能(AI)についてお話させていただこうと思います。 ここ数年、人工知能に関する報道が度々取り上げられています。以下のような記事や名前を耳にしたことがある方も少なくはないのではないでしょうか...
プロフィール
○荒木光一:五大開発株式会社 システム技術部 技術研究所、主任研究員
○略歴:2013年に北陸先端科学技術大学院大学で博士(情報科学)を取得。2014年、五大開発株式会社に入社。入社3年目から、土木分野におけるAI(人工知能)の利活用に関して研究を開始。以降、AIに関する共同研究や受託業務に従事。 ○荒木光一の研究業績:https://researchmap.jp/k-araki
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