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 シリーズコラム 「よろずIT・ネットワーク情報」 
【第41回】(新型コロナウイルス緊急対策(その4))Gmailに標準装備となった「Google Meet」
 
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【1】Gmailに標準装備となった「Google Meet」
 もうご存じの方もいらっしゃると思われますが、2020年4月29日にGoogleがWebビデオ会議システム「Google Meet」をついに無料開放して、誰でもGmailの左メニューからビデオ会議を自分で開けるようになると発表しました。
 私もGmailの左メニューの下側を確認してみたところ、いつのまにか左メニュー下に次の画像の赤枠で囲われた部分(Meet 会議を開始 会議に参加)が追加されていました。
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 早速追加されたメニューの[会議を開始]をクリックすると、次の「会議の準備完了」画面となります。
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 ここで、右側の緑色の(今すぐ参加)ボタンをくりっくすると、次の「ユーザーの追加」ダイアログが表示されます。
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 会議の招待状を作成する為、[ユーザーを追加] ボタンをクリックすると、「ユーザーを追加」ダイアログが表示されますので、自分の会議に招待したい方のメールアドレスを入力して、[メールを送信]ボタンをクリックして招待状を人数分送ります。
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(招待状を送られた人のE-MAIL内容)
 招待状を送られた人のE-MAILは以下のような内容で着信しますので、会議に参加する場合は、[ミーティングに参加]ボタンをクリックすれば会議に参加できます。
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 という具合にGmailアカウントとChromeブラウザとノートPCさえ持っていれば、誰でも無料でWebビデオ会議を自分で主催して開ける様になったことを確認しました。もちろんWebベースで使用する限り、追加のアプリケーションやプラグインは一切必要ありません。

 私の私的な感想ですが、
「Webビデオ会議システムもついにGoogleMAPやGoogle翻訳の様にいつでも無料で自由に使用できる、なくてはならない生活インフラになってしまったな!」
と新型コロナウイルス災害がもたらした予想外の恩恵に、少なからずの驚きを感じてしまいました。

 誰でも無料で利用可能になった「Google Meet」に関しては、下記のCloud Ace の速報が詳しいのでご参照願います。

 【速報】Google Meet が誰でも無料で利用可能に(Cloud Ace HPより)

【2】誰もが自由にWebビデオ会議を開ける時代が意味するもの

 私が自分で自由にWebビデオ会議を開ける様になったとき、真っ先に頭に浮かんだのは、
「これで自分の開く講習会は、場所を借りなくても開くことが可能で、面倒なセミナールーム予約や会議室レンタル費用もかからない。・・・」
ということでした。

 既に多くの人が自分でビデオ会議システムを簡単に開催できることを知りはじめており、それらを通じて自分の能力を最大限に発揮し始める新しいサービス分野を次々と創造し始めています。彼らの中からきっと次世代のビジネスシーンの主役が生まれていくのではないかと思います。

 今、産業革命以来続いてきた農村から都市への人口流入の流れが、初めて逆転しそうな兆候が表れ始めています。都会と田舎、都市と地方とかの固定概念自体が大きく変わっていくかもしれません。
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