【1】今年5月の19日に格安で買った中古機が有り得ないコストパフォーマンスでした。
今年の5月中旬の話ですが、たまたまサブマシンとして使用していた3万円台で購入したノートパソコンが電源強制終了時にハードディスクがクラッシュしてしまい、急遽代替のノートパソコンが必要になりました。新品で買うと稟議書やらなんやかんやで最低1週間程度かかると思われましたが、仕事に支障をきたすのも嫌だったので2日以内に手に入る格安中古マシンに絞ってネット上を探し回りました。
その結果目に入ったのが、下記のリンクの中古PCサイトです。
中古ノートパソコン 東芝 dynabook Satellite B554/M Core i3-4100M 2.50GHz メモリ:4GB HDD:320GB DVD-ROMドライブ搭載 OS:Windows 8.1 Pro 64bit(Amazon HP より)
中古品 \11,500
実際に届いた製品を確認すると、OSがWindows8.1ではなく、Windows10 のProになっておりしかもおまけでoffice365までインストールされていました。
すぐにインストールして翌日から業務に使い始めましたが、なんの問題もなくこの一万円ちょっとのPCでピンチを切り抜け、大助かりしました。
周囲の人間は最初、この格安中古PCに手を出した私をいぶかしげに冷ややかに遠くで観察していましたが、ちゃんとWindows10 Proが走って、それもOffice365も使えているのを確認するとジロジロとPCを観察しはじめ、1週間もすると、「おれも一台買っちゃったよ!やっぱりWindows10とoffice365も付いていた!」と言いに来るようになりました。
ちなみに、私が注文した時点では残り在庫が15台でしたが、世間では安ければなんでもすぐに売れるというものでもなく、安すぎた場合はかえって警戒され、また私のようなもの好きは案外少ないらしく現在(8月初旬)でも在庫は11台となっております。
私の買った東芝の中古ノートパソコンのOCTANEというベンチマークノートPCのスコア写真を載せておきます。
((注)OCTANEはよく使われるWebベースのブラウザベンチマークテストです。)
【2】】 | 一昔前の憧れのintelI5搭載のLet's note がSSD240GBに換装で2万円台で入手しました。 |
こちらは、先ほどご紹介した東芝dynabookではなく、それよりもう一か月程前にプライベート用に入手した第四世代のintel I5搭載のレッツノート(Lets Note)CF-NX3です。確かこれもアマゾンで2万6千円程度で購入したと思いますが、既にリンクは消えていましたのでスペックを記しておきます。
・液晶:12.1インチ
・CPU:Intel(R) Core(TM) i5-4300U 1.90GHz 2.49GHz
・OS:Windows 7 Professional 32bit ⇒ Windows10 home Edition にアップグレード
・メモリ:4GB
・HDD:250GB ⇒ SSD240GBに換装
・重量:1.1kg。
実際に使ってみると、まずOSの立ち上がりが爆速でびっくりしました。液晶の解像度も細かく、OSもWindows10に置き換えられているので、個人使用においては全く問題はありませんでした。強いて欠点をあげるとするなら、私の購入したCF-NX3にはWebカメラが付いていなかったので多少不満でしたが別途購入のUSBカメラとマイク付きヘッドフォンセットでテレワーク用途とシステム説明用動画作成に自宅で大活躍しています。
1997年から2007年頃の10年間は自分も仕事柄Lets Noteを3世代続けて愛用していましたがやはり新品で購入すると15万〜25万程度するので、ここ10年間は安いMade in TaiwanのAcerやAsusばかり使うようになっていました。
久々に国産の名機(Lets Note)をここ数か月愛用してみて、改めて純国産PCの良さを噛みしめています。
下記に現在私の自宅での愛用のLets Note CF-NX3のベンチマークノートPCのスコア写真と、市場に大量に出回っているLets Noteの再生バージョンWebストアリンク、参考の為にCFーNX3をカスタマイズされている方の記事ページリンクを載せておきます。
(注)中古 レッツノートのリンクページでは
・HDD->SSD換装のものは -> 5ページ以降に赤字で[256GBSSD]と記されています。
・Windows10に置き換え可能なものは -> [詳細を見る] > +2500円で・・10に変更できます
と記されています。
ので、製品ランクと共に注意して選んで下さい。
最初のページでははHDDベースの2万円未満の安価なものばかりですが、5ページ以降では256GBSSD換装のWindows10ベース再生品が約2万5〜6千円程度からあります。
・中古 レッツノート(
中古パソコン専門店Be-Stockの中古レッツノート専門ページ)
・今更ながらレッツノート(Lets Note)CF-NX3を買った話 〜中古なのに最新スペック〜
(1blog.jp HPより)
【3】 | そもそもなぜ今このような格安中古再生パソコンが大量に出回っているの? |
既にお気づきになられた方もおられると思いますが、今回ご紹介した上記東芝とパナソニックの2機種はどちらも一般販売はされていない法人向けの機種です。
また、どちらの機種も2014年頃から発売の製品です。
つまり企業ベースでちょうどwindows7のサポート期限が切れるのを見越してリース契約していたか、若しくはWindows8.1搭載機でもまたまリース切れ次期今年度初頭になったりして、法人販売用の機種が今年の1月14日以降、大量に市中に恐らく捨て値同然で放出され、中古業者がそれらを安く仕入れ、OSやSSD等を換装し、付加価値を付けて販売していると推定されます。
また、もちろん2014年頃から販売の法人向け機種は東芝とパナソニックだけではありませんので、他の大手PCメーカーも同様に今年初めの法人リース切れ機種が大量にいまだ出回っている状態です。Web上でそのような法人向け機種を検索していただければ、大量に同様の中古再生品がヒットしてくるはずです。興味のある方はぜひ検索してみて下さい。
この記事を読んで頂いたことで、安くても実際に役立つマシンの御購入の参考になれば幸いです。
(注)中古品の購入の判断はあくまで自己責任でお願いします。