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『地震への備え大丈夫ですか?』

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   20040123

 あの阪神淡路大震災から9年が過ぎた。9年が過ぎても当日のことを良く覚えている。未明の強い揺れに目を覚まし、枕元に置いてあるラジオのスイッチを入れた。時間の経過と共にラジオから流れてくる被災情報に我が耳を疑ったのが鮮明によみがえってくる。
 実家が静岡県にある関係上、地震には敏感でいつも枕元には携帯ラジオが置いてある。ラジオは“ながら”ができるという点が好きで私は良く聴いているが、9年前もこのラジオが大いに威力を発揮してくれた。ラジオが伝えてくれる情報は映像こそ無いが、機動性という点ではテレビを凌ぐのではないかと思う。地震を始めとする大規模災害では、正確な情報を得ることが大事で、ラジオのような情報媒体を持ち歩くことが重要だ。最近、東海地震を始め東南海地震や南海地震、さらには首都圏直下型地震の発生が取り沙汰されている。“起こるのは間違いなく何時起こるかが問題”のようだが、我々も自身の身を守る備えを今すぐ始める必要が有りそうだ。

 私は良く東京に出張するが、運悪く首都圏直下型地震に遭遇した場合を考え、帰宅難民にならないように常に持ち歩くサバイバルグッズがある。グッズは携帯ラジオの他に
     ☆ マグライト(口にくわえられる程度の大きさ)
     ☆ ホイッスル
     ☆ 携帯用ストロー浄水器
     ☆ ナイフ(缶切り、栓抜きなどが付いている小型のもの)
     ☆ タオル 
     ☆ 歯ブラシ
を揃え、鞄に入れ持ち歩いている。今のような冬には、ホッカイロも持ち歩くこともある。いずれにしても、さほどかさばらないで比較的軽いものを選んでいる。また、いざと言う時には20〜30キロは歩けるように、と言うことで時間が許す限り1駅乃至2駅は歩くようにしている。私と一緒に出張する社員には気の毒だが、勿論階段を使う。これらの準備と行動は、自分自身が生き残る可能性を少しでも高めるためである。
 9年前神戸の街で見た惨状は、自分の身は自分で守らなければ人を助けることもできない、と言うことを再認識させてくれた。何時起こっても不思議はないと言われている大地震に備え、本格的な地震対策をすぐにでも始める必要がありそうだ。とは言っても、何から始めて良いのか分からない方も多数おられるのではないかと思う。そこで今回は、阪神淡路大震災直後にまとめられた「阪神大震災が教える99のチェックポイント」の副題が付いた本を紹介する。
 朝日新聞社編による「大震災 サバイバル・マニュアル」(朝日文庫)である。詳細は本文を読んでいただきたいが、「非常持ち出し袋はどこに置いたらいいか」、「案外役に立ったもの、立たなかったもの」、或いは「緊急食糧の備蓄はどのくらいあればいいか」など、生活者の視点でまとめられた内容は大変参考になる。「住宅ローンの返済に特別措置はあるのか」など、財産を守る術についても触れられているので、早急に読まれることをお勧めする。
 また、災害にはボランティア活動も重要である。私も電話で活動を申し込んだが、残念ながら丁重に断られた。こう言ったボランティア活動やメディアの情報収集活動などを通じ、日本の病巣を痛烈に指摘した本がある。自らバイクで被災地を駆け巡りボランティア活動を行った長野県知事田中康夫の「神戸震災日記」(新潮文庫)である。こちらの方も、お勧めである。

【文責:知取気亭主人】

『大震災サバイバル・マニュアル
―阪神大震災が教える99のチェックポイント』 
【編】朝日新聞社

出版社】:朝日新聞社
【ISBN】:4022611111 (1996-02-01出版)
【ページ】:322p (
15cm)
【本体価格】:\620(税別)

『神戸震災日記』 【著】田中康夫

出版社】:新潮社
【ISBN】
:4101434085(1997-01-01出版)
【ページ】:244p (
15cm)
【本体価格】:\400(税別)

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