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『二つの時計』

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   2004年 6月 18日
 

     


 私は、人には二つの時計が必要だと思っている。一つは公共の場で生活するために必要な時計で、周りとの誤差はあまり許されない。そしてもう一つは、周りとの誤差を気にすることなく、人にとって居心地の良い時を過ごせる時計である。いつどちらの時計を使い、またどちらの時計を多く使うかによって、人それぞれの生活に違いがある。しかし、どちらか一方だけでは満足できる生活を送ることは難しい。二つの時計をその人にとってバランス良く使い分けているときが、“充実している”と感じるときである。

 今、二つの時計を公共時計と自己時計と呼ぶことにする。我々は無意識のうちにこれらを使い分け、必要なときに切り替えているが、通常公共時計は自己時計に比べ時間の進行が速い。しかも最近十年位とみに速くなってきたため、公共時計を止めて自己時計に切り替えることが難しくなっている。例えば、公共時計から自己時計へ切り替えたつもりなのに、自己時計の進行に心も体も合わないうちに再び公共時計を使わざるを得ない状況の人が増えてきている。伸びっぱなしのパンツのゴム状態である。この状態は決して良くない。この状態を解決する手だては唯一つである。公共時計から自己時計への切り替えを瞬時に行えるように公共時計を止めるとき満足感を感じることである。ではどうやって満足感を感じるのか? 秘策をお教えしよう。

  【目標を定める】→ 【目標に向け努力する】→ 【達成する】

そして“達成感を味わう”ことである。極めてシンプルだが、古代ギリシャの哲学者ターレスも次のように言っている。

  ☆この世で一番難しいことは、自分自身を知ること
  ☆一番易しいことは、他人に忠告すること
  ☆一番楽しいことは、目的を遂げること

 まさにターレスの言うところの「一番楽しいこと」をやるのである。これが出きれば自己時計への切り替えは瞬時にしかもスムースに行うことが出来、パンツもずり落ちないで済むはずである。
 しかも、
  
◎「言われたこと」以上のことができる
  
◎「言われないこと」もできる
人に成長していくことは疑いの余地がない。正に人生の特効薬だ。その意味でも、時計の切り替えが上手くできていないと感じておられる方は、今すぐ「目標を定め、達成に向け動き出し、達成させる。そして達成感を味わう」ことをお勧めする。そして二つの時計を上手く使い分け、充実した人生を送っていただきたい。

 

【文責:知取気亭主人】

 

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