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『花粉症』

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   2005年 3月11

 あまり自慢することではないが、私もとうとう最先端人間の仲間入りをしてしまったようだ。最近急増している“ハヤリヤマイ”になりかけていることが分かってきたのだ。ここ数日の晴天続きで、何となく顔が痒い。我慢できなくてボリボリと掻いてしまうほどではないが、口の回りや眉毛のあたりが微妙に痒い。経験者の話からすると、どうも花粉症の症状の一つらしい。
 北陸の雪が峠を越え花粉症が取り沙汰されるようになると、マスクやゴーグルを着けた「花粉症防御スタイル」の人達が増えてくるが、これまでは全くの他人事と思っていた。しかしながら、どうやら私も耐え難い症状を発症する一歩手前にいるようだ。
 といっても花粉症を含むアレルギー疾患と全く無縁だったわけではなく、大した症状ではないのだが広義の花粉症とつきあい始めて既に3〜4年は経つ。以前、駐車場の草刈りをしていたときに“くしゃみ”が止まらなくなり、医者で調べてもらったことがある。イネ科の植物の「チガヤ」がアルゲンのアレルギー疾患と診断されたが、これもよくよく考えれば花粉症の一種なのだろう。ただ、よく言われる杉や檜の花粉に対しては大丈夫だと思っていただけにショックだ。これから先の症状の悪化も思いやられる。これまでもこの季節の杉林に入り仕事をしたことが何度もあるが、顔が痒くなってきたのは今年が初めてだ。それもついこの間始まったばかりなのだ。


 先日、北陸自動車道をドライブした。走ったことのある人はお分かりだと思うが、福井県の今庄から滋賀県の木之本にかけての北陸自動車道は、山また山の連続である。しかも植林された杉が多い。その杉達が、風さえ吹けば一斉に花粉をまき散らす準備を整えて、見事な赤茶色の衣をまとっている。それを見ながら『こりゃ〜、花粉症の人は大変だ!』と他人事を決め込んで米原に向かった。この時は何ともなかったのだ。が、翌日の帰り、米原から金沢に向かって車を走らせ木之本を過ぎ、敦賀に差し掛かった辺りから何となく顔が痒くなってきた。激しい痒みではないのだが、鈍い痛みを伴うような微妙な痒さだ。耳も痒くなってきた。どうやら、杉の花粉が車内に飛び込んできたようだ。

 眼がゴロゴロしたり、涙やくしゃみが止まらなくなるような耐え難い症状ではないが、社内にいる花粉症の仲間を見ていると症状の進行が心配だ。それでなくても、今年は花粉が大量に飛散する予想が出されているのだ。

 ところで、花粉症になった友達によれば、花粉症はある日突然発症するのだそうだ。私の母も70を過ぎてから掛かり、『眼がゴロゴロする』と嘆いている。聞いたところによると、花粉症はコップに少しずつ水を注ぐ様子に例えられていて、一杯になったとたんに水が溢れるのと同じように突然発症するのだそうだ。とすると、私の「花粉を入れるコップ」も既に一杯になったのだろうか。溢れる前にコップに溜まった水を飲むわけにはいかないものだろうか。あまりに素朴な要望だが、それがどうやらできるようなのだ。

 西原研究所所長の西原克成博士によれば、「花粉症は杉などの植物の花粉に含まれるタンパク質の一種が体内に入り込み発症するが、身体が丈夫で白血球の消化力が強ければ、異種のタンパク質が入り込んでも白血球が消化するので、アレルギー症状は出ない」ということなのだ(http://eco.goo.ne.jp/life/health/kafun/kafun2005/doctor/01.html)。したがって、白血球の消化力を高める、言い換えれば「身体を丈夫にして免疫力」を高めておけば、コップの水が溢れるようなことはなくなる。やはり、医者いらずの生活ができるくらい健康でいることが必要のようだ。そう言えば、今の私はすぐ風邪をひいたり、升々(しょうしょう)の酒で二日酔いになったりしているが、こんなことは厳に慎まなければいけない。気をつけよう!

 なお、前述のウェブサイトには、「家庭でできる花粉症対策」の4つの方法が掲載されている。コップの水が既に溢れている人は勿論、私のように「やばいな!」と感じている人も今すぐ閲覧して、適切な対策を講じることをお薦めする。

【文責:知取気亭主人】


これが元凶だ!

 


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