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知取気亭主人の四方山話
 

『筋肉痛』

 

2010年2月24日

20日の土曜日、いつもよりチョッと遅めに目が覚めた。夜中に近くの川の水温を調べに行ったこともあって、それから楽しんだ大分遅めの"晩酌"――晩ではないから"深夜酌"と言うべきか――が利いていたらしい。しかし、量を"ホドホド"にしたこともあり、目覚めは意外と爽やかだ。ストレッチなど、毎朝やる布団の中での運動も億劫でない。適度な運動で頭が覚醒するに従い、枕元にある読みかけの本がもう少しで終わることを思い出した。それではと、休みであることを幸いに、家内たちにはまだ寝ていることにして、「布団の中で読書三昧」という至福の時間を決め込んだ。

  

時間を気にする必要が無いというのは有り難いもので、時間が決められているより思いの外集中でき、本(ジャック・アタリ著 「21世紀の歴史 未来の人類から見た世界」 作品社 2008年)は2時間程で一気に読み終えた。読後の余韻を楽しみながら、「さあ布団から出ようか」と天井に目をやると、カーテンの隙間から明るい日差しが注いでいるのに気が付いた。久し振りのお日様だ。やはり青空はいい。居間に下り、お茶を飲みながら何日か振りの明るい外の景色を見ていたら、無性に散歩がしたくなってきた。天気が不安定になった昨年の晩秋以来、天候と私のスケジュールが合わず、ずっと散歩が出来ないでいたからだ。

ところが、である。日頃の行いがよろしくないのか、お出かけの準備が整った11時頃になって、急に雲行きが怪しくなってきた。先ほどの明るい日差しはどこへやら、灰色の雲が低く広がり始め、今にも降りだしそうだ。しかし、一旦湧き上がった"散歩欲望"は抑えることが出来ず、「エエィッ、降ったら降ったときだ!」と4ヶ月ぶりの散歩を強行することにした。買い物も含め、往復凡そ1時間半の予定だ。

  

しかし「弁当忘れても傘忘れるな」と言われる北陸の天気だけあって、歩き初めて10分もしないうちに、ポツリポツリと心配していたものが降ってきた。「これは急がねば!」と早足で歩いていると、"雨の中の散歩"にご褒美をくれたのか、珍しい花が目に飛び込んできた。左下の写真に示した、季節はずれの真っ赤なバラだ。しかも、たった一輪だけ冷たい雨に打たれて咲いている。春咲きのバラもあるというが、少しばかり気が早い。終わりかけの山茶花が散り終わってからでも遅くないのに、せっかちなバラだ。

  


季節はずれの真っ赤なバラ


終わりかけの山茶花

           

  

とはいうものの、路地に咲く冬のバラは初めてだ。「これは記念に撮っておかなければ」とカメラに収めたのだが、あれやこれやアングルを変えて撮っていると、徐々に雨足が強くになってきた。瞬く間に濡れてしまうほどではないのだが、普通の速度で歩いていては遠からず濡れ鼠になってしまいそうだ。そこで、「念のために」と持ってきた、雨に強いジャンパーを頭から被り、目的地のホームセンターに急いだ。急ぎ足で頑張ったのは高々30分ばかりだったと思うのだが、これが後々辛い試練を課すことになる。

  

ホームセンターで雨が止むまで時間調整し帰路に就いたのだが、途中から再び雨が降り始め、帰りも20分余り速歩をする羽目になってしまった。結局、1時間半の予定が2時間半を越す長い散歩になってしまったのだが、それもあってか、夕方近くになり足に妙な筋肉痛を感じるようになってきた。「妙な」というのは、左右の足で痛いところが違うのだ。

左足は"ふくらはぎ"の外側の腱が、右足は"向こう脛(むこうずね)"が痛い。これまでも何度か似たような筋肉痛になったことはあるのだが、左右バラバラというのは初めてだ。しかも、週に3日はスクワットなど足の運動をしているのに、である。これまでも、早歩きをしたときなど、"向こう脛"が痛くなったことはある。しかし、歩き過ぎで"ふくらはぎ"が痛くなったことはない。身体のバランスが悪いのだろうか。それとも歩き方が悪いのだろうか。どちらにせよ妙な筋肉痛だ。

「筋肉痛は若いうちは早く現れ、歳をとると徐々に遅くなって現れる」とよく聞くが、その点で言えばまだ若いということになるのか、或いはこれしきのことで筋肉痛が現れること自体歳をとった証拠なのか、さてどちらなのだろう。判断に迷うところではあるが、たかだか50分程の速歩で筋肉痛とは……。間違いない、後者のようだ。

  

さてさて、そんな歳のことはさておいて、本題に戻ろう。この日の夜、ある集まりがあって、正座をしていたときのことだ。30分程経った頃だろうか、両足の筋肉痛になっているところがピクピクと痙攣し始め、今にも攣りそうになってきた。以前にも正座の最中に攣った経験があるのだが、いったん痙攣してしまうとかなり激しい痛みになってしまう。「やばいな!」と思いつつ、お尻の位置を変えたり、親指の上下を変えたりして、何とか麻痺せず40分の長丁場を乗り切った。

乗り切ったことは乗り切ったのだが、よく攣る足だ。何が原因なのだろうか。そういえば、以前治療してもらったマッサージ師が、「私の身体は筋肉が硬い」ということをよく言っていた。筋肉疲労が慢性的に蓄積しているのだという。それを治しにマッサージに通っているのに、そんなことを言われても困る。しかし、具体的な治療方法は、ストレッチ等の適度な運動しかないのだろうか。酒を飲んだら治る、というような特異な身体に変身出来ないものだろうか。そうなると、私的には大変有り難いのだが……。

【文責:知取気亭主人】

 

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