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知取気亭主人の四方山話
 

『お雛様』

 

2011年3月9日

前回は400話だった。そうなると、必然的に今回は第401話目となる。間違っても402話目ではない。とまあ、そんなくだらない話は置くとして、今回は、これから2年間近くも続く400台のスタートということで、悲しい話題は極力避けて楽しい話題を提供したい。ところが、リビアなど政情不安な世界各地からの報道を始め、ぐるりと周りを見回してみても、辛く悲しい事件や、さては腹が立つ話題ばかりが目立ち、楽しく愉快な話題が直ぐには浮かんでこない。本来ならばそんな事ではいけないのだけれど、世界中に"不安定病"が蔓延している、という事なのだろう。しかし、いくら蔓延しているからと言って、 "不安定病"の事を書く気にはなれない。そこで、「多少なりとも明るい話題を」ということで、今回は息子の提案に従い、孫の初節句に飾ったお雛様の話題とする。

  

今年の我が家は、4組ものお雛様が飾られている。長女の親王飾り(お内裏様とお雛様)、家内が手作りした次女の親王飾りと三人官女、そして孫の親王飾り、さらに孫には今年の干支である"兎さん雛"、の都合4組だ。これだけ揃うと、その場所だけパァーと明るく花が咲いた様になる。やはり女の子は華やかでいい。

華やかなのはいいのだが、人形の数が多いと、綺麗に並べる飾り付けは見るからに大変そうだ。以前見に行った昔の豪華な雛飾りになると、三人官女は言うに及ばず、五人囃子、右大臣左大臣など人形だけでも10指に余り、飾るのも片づけるのも半日は優に掛かりそうだった。そこにいくと、我が家のお雛様は簡単でいい。次女のお雛様以外は親王飾りだけの為、段飾りが殆ど無く、4組と言っても意外と飾り付けは簡単なのだ。我が家の女性陣には打って付けの雛飾りだったりして……。

  

先月の中旬、その4組のお雛様が飾られた。会社から帰り、飾られていたお雛様を見ていて不思議なことに気が付いた。可愛らしい"兎さん雛"は当然の事として、それぞれ顔つきが違うのだ。特に、20年以上前の娘たちのお雛様はふくよかな顔をしているのだが、今年買った孫のお雛様は細面で面長な顔をしている。時代時代で美人顔が変わる、と言う事は聞いていたのだが、さしずめ孫のお雛様は今時の美人と言う事なのだろう。

  

長女のお雛様(2?年前)

家内手作りの次女のお雛様 (2?年前)

   

孫のお雛様(今年 )

兎さん雛

  

こうやって、写真に撮り改めて眺めてみると、娘達のお雛様は子供顔、孫のは大人の顔立ちに見える。特に、次女のお雛様は明らかに幼児の顔立ちだ。すると、長女のお雛様は中学生位、孫のお雛様は高校生以上の顔立ち、と見えないこともない。時代とともに、少しずつ成長していたりして……。

そんなことは有り得ないが、お内裏様とお雛様が夫婦だとすれば、大人の顔立ち雛の方が雛飾りとしては合っているのかも知れない。ただ、子供の遊びだとすると、子供顔の方が親しみやすいのかも……。オッと、そんなことは健やかに成長してさえくれればどうでも良いことだ。

ところで、桃の節句である3月3日はとうに過ぎたのに、我が家ではまだ飾ってある。この「何時まで飾っておくか」が、地域によって違うらしい。会社の女性に聞いたところ、お隣の富山では「確か4日の朝までに片付けていた」という。一方、金沢では旧暦の4月3日頃まで飾っておくのだという。未だに飾ってあるところを見ると、我が家はどうも後者らしい。おかげで、この華やかな雰囲気が今暫く楽しめる。

ただ、"飾る時期"、"仕舞う時期"にうるさいのは婚期に関係しているというのだが、さてさてどうなることやら……。

【文責:知取気亭主人】

 

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