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知取気亭主人の四方山話
 

『明けましておめでとうございます』

 

2012年1月5日

明けましておめでとうございます。旧年中は“いさぼうネット”ならびに“四方山話”をご愛顧賜り、誠に有り難うございました。2003年6月にスタートしました“四方山話”も回を重ね、今回で443話目になりました。順調に行けば、今年の暮れには500話の大台がすぐそこに迫ってきます。我ながら凄い事ですね。これも一重に、厳しくも愛情溢れる家族の助言と、毎回赤ペンを入れてくれている頼りになる仲間、そして何と言っても皆様のご愛読・ご声援の賜物と深く感謝しております。改めて厚く御礼申し上げますとともに、本年もご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

本年もご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今年はどんな年になるのだろうか。辰年の龍の様に、昨年の3.11大震災で蒙った悲惨な被害から見事に立ち上がり復興に向けて確実に前進する、そして福島第一原発の除染に目処を付け避難解除が宣言される、そんな飛躍の年になってもらいたいものである。しかし、大震災で明らかになってしまった政治力の低さと多くの政治家の資質の乏しさに、国民は辟易とさせられている。選挙で当選するためのご都合言動ばかりが目立ち、「国家・国民のために」の崇高な政治姿勢を感じさせる政治家は至って少ない。この非常時に、でもある。今年こそ、政治家は襟を正し国家・国民のために働いてもらいたい、と切に願っているのだが、どうなることやら……。

ただ、庶民としては、そんなことで苦虫を潰していても仕方がない。笑って苦虫を追い出すのが、庶民が培ってきた知恵だ。「笑う門には福来る」である。そんな私の大好きな諺を信じて、今年は大いに笑い、苦虫と襲い来る諸々の疫病神を「ワッハッハッ!」と笑い飛ばしてやりたい、と思っている。そうなると、物事“スタート”が肝心だ。年の初めに笑えてこそ、今年一年が明るく朗らかに過ごしていける、というものだ。

そこで2012年のスタートに当たり、2007年以来恒例となった「なぞ掛け問答」を作ってみた。「○○と掛けて、△△と解く、その心は……」というやつだ。お題は、例年通り正月にちなみ、「初夢」と「福袋」とした。どこまで笑って頂けるか甚だ不安だが、今年のなぞ掛け問答を、それではご堪能あれ!

まずは「初夢」をご披露しよう。

  • 「初夢」と掛けて、「憧れの女優」と解く。
  • その心は、「いびき、歯ぎしり、寝言は似合いません」
  • 「初夢」と掛けて、「初日の出」と解く。
  • その心は、「必ず見られるというものではありません」
  • 「初夢」と掛けて、「しし座流星群の観察」と解く。
  • その心は、「寝てみるのが一番です」
  • 「初夢」と掛けて、「おねしょ」と解く。
  • その心は、「やっぱり布団がつきものです」
  • 「初夢」と掛けて、「日本人の心」と解く。
  • その心は、「富士の山が一番です」

次は、「福袋」だ。

  • 「福袋」と掛けて、「郵便物」と解く。
  • その心は、「最近は中が見える物もあります」
  • 「福袋」と掛けて、「オバタリアンが突進する詰め放題サービス」と解く。
  • その心は、「袋に入り切れない時もあります」
  • 「福袋」と掛けて、「今時の修学旅行」と解く。
  • その心は、「体験型も人気です」
  • 「福袋」と掛けて、「初恋の人」と解く。
  • その心は、「昔とは随分変わりました」
  • 「福袋」と掛けて、「怪盗ルパン」と解く。
  • その心は、「高価な宝石や車も狙い目です」

お後がよろしいようで……。

【文責:知取気亭主人】

  

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