2013年4月10日
「4月に入りめっきり春らしくなった」と喜んだのも束の間、6日、7日の土日は、台風並みに発達した低気圧が日本列島を駆け巡り、春の嵐が各地に強い雨風をもたらした。特に首都圏から北海道にかけての東日本で猛威を振るい、テレビはこのニュースで持ちきりになった。ここ金沢でも、雨は然程ではなかったものの、かなり強い風が吹き荒れた。この強い風と雨が丁度満開の時期と重なってしまい、折角の桜が散ってしまうのではないかと心配したが、どうやら結構多くの桜が強風に耐えてくれたようだ。これから満開を迎える山手の桜や八重桜も加わって、まだ暫く美しい景色を楽しめそうだ。
以前にも書いたかもしれないが、雪の多い北陸で生活していると、春は、寒く彩の少ない鉛色の世界にオサラバできるばかりでなく、色とりどりの花が楽しめ、気持ちが晴れやかになっていい。家の周りをちょっと歩いただけでも、その気になって注意していると、辺り一面を明るく華やかにする桜の花を代表に、沢山の花に巡り合える。特段珍しい花がある訳ではなく、毎年巡り合える花ばかりなのだが、春が巡ってくる度にその美しさや可憐さに感動させられるから不思議だ。花が持つ魔力であろうか?
今回は、そんな花たちに心癒されて頂こう。と格好良く言ったものの、実際はこの四方山話に割く時間が取れず手を抜いてしまった、というのが偽らざるところだ。手抜きを写真で誤魔化そう、という魂胆だ。ただ、美しいものを目にして気分を害する人はいないだろう、ということで、多少なりとも皆さんの目の保養になれば幸いである。
 ボケ(花言葉:一目惚れ、早熟) |
 コブシ(花言葉:友情、友愛) |
 ビワ(花言葉:密かな告白) |
 スイセン(花言葉:神秘、うぬぼれ) |
 モモ(花言葉:あなたに夢中) |
 スミレ(花言葉:誠実、謙遜) |
 フキノトウ(花言葉:愛嬌、待望) |
 セリバオウレンの両性花(花言葉:揺れる心) |
 白きたおやかな峰と佇むサギ |
 ショウジョウバカマ(花言葉:希望) |
 フクジュソウ(花言葉:幸せを招く) |
 シャクナゲ(花言葉:威厳、荘厳) |
 サクラ(花言葉:心の美しさ、優美な女性) |
 プスキニア(豊かな感性) |
 ツバキ(花言葉:完全な愛、理想の恋) |
【文責:知取気亭主人】
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